F o u r t e e n. A t a e ページ17
與「っ…にっしー！」
西「ん、與？…さっきのだよな。」
出て行ったにっしーをつい追いかけて、声をかけてもうた。
にっしーは少し気まずそうに頭を掻いた。
與「いや、でも、あいつ可愛いし、そういうこと、したくなるよな、(笑)」
正直許せないし、許したくない。
だけど、俺はにっしーを嫌えない。
だから、怒れない。
西「…おう。」
與「正直驚いたわ。にっしーそういうキャラやないやん。恋、とかさ。」
にっしーは、少し俯くと、俺の方を見て笑った。
西「だよな(笑)俺も、絶対ないと思ってた。
だけど、多分あいつさ、すっげー可愛いっていうか、
惚れないわけないっていうかさ。
多分、そういう感情持ってんの、メンバーん中、ほぼ全員な気がすっけど…
とりあえず、人が引き寄せられるような引力みたいな何かが
あいつにはあんだよな。」
與「…俺が出逢った時も、一目惚れだった。
話せば話すほど抜け出せなくなっててん。
俺も、あいつの虜なんや、って思った。
悪魔みたいな時もあるんやで？にっしーを拒めないところとか。
だけど、あいつはさ、
そういうのが無意識だから、人を魅了するんやと思う。
無意識なだけで、性格が悪いわけでもなくて、裏があるわけでもなくて。
だから、俺が先に出会ってなかったら、おれは隣に入れんかったのかも、って思う。」
正直、今怖くて仕方ないんや。
AAAに加入するって言うた時も、嫌で仕方なかった。
みんなが惚れないわけないし、
みんながAを堕としかねないから。
きっと今も、気持ちが揺らいでる。
そうならないように、俺は必死に愛すしかできんくて、
もどかしい。
西「…ま、俺にはあいつしかいねぇーんだけど。
余計奪いたくなるな。」ﾆﾔ
小声でにっしーが呟いた言葉は、
俺の耳には入らなかったほど、
頭にはAしかいなかった。
ただ、にっしーの妖しい笑みだけは、
忘れることができなかった。
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ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» こちらこそありがとうございます！！ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - こんばんわ。夜も更新ぁりがとぅございます。たのしみに待ってました。 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！いいえー！コメントうれしいです (2018年1月19日 17時) (レス) id: bc77d3c9ee (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ - ぉはょぅございます。朝から更新ぁりがとぅございます。先走りしてしまってすいません。毎日読むのがたのしみで更新されてるとめっちゃ嬉しいです (2018年1月19日 8時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
ｻ ｴ ｸ ﾝ ! !(プロフ) - のぞみさん» 話が進んでいくうちにやるのでおまちを~！ (2018年1月19日 6時) (レス) id: 635f9312fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ｴ ｸ ﾝ ! ! | 作成日時：2018年1月10日 0時
