たった一言…。 ページ47
痛い程刺さるシウォナの視線に体はかちかちのまま…
ｵﾝﾆ「シウォナがそんな顔で見るから！固まっちゃったじゃない！」
その声にハッとする…
「ぁ…違うの…(汗)」
EH「シウォナの顔があまりにもしつこいから…(笑)」
「そうじゃなくて…(汗)」
SW「…＾＾」
片手で口元を隠し、気が抜けた、呆れたような顔で微笑んだシウォナ。
「シウォナ…(汗)」
ぽろりと口から零れた言葉に、オンニとウニョクの顔に「？」が浮かぶ。
SW「ヌナ…詳しいことは後で話すから…取り合えず、今すぐAを借りてもいいかな？＾＾」
ｵﾝﾆ「へ？なに？A…」
わたしの顔とシウォナの顔を交互に見るオンニ…
SW「オレの大切な人なんだ＾＾」
「………」
たった一言なのに…それだけで、涙腺がじわじわと刺激される…
その様子を察知したオンニは、「悪いことしないでね！」と
シウォナに言った。
シウォナはすぐに立ち上がり、わたしの手首を掴んだ。
「ぁ、待って…(汗)荷物…(汗)」
SW「…はぁ…。表に車停めてあるから、そこで待ってる。早くしろ。」
「…はぃ…」
先に店を出たシウォナ。
呆気に取られてポカンとした顔のウニョクと、心配そうに見守るオンニ。
「すみません(汗)後で、ちゃんと話すので…(汗)」
ペコリと挨拶をして、鞄とおばさんが用意してくれたおかずを持って
お店の外に出た…
「………」
おそるおそる車に近づくと、中からドアが開いた…
SW「………」
さっきオンニに見せた余所行きスマイルでは無く、真顔なシウォナ…
「乗って。」と言われ、シウォナの言うとおりにした…
「………」
SW「………」
重苦しい空気…
SW「…離婚…したの…？」
と、シウォナが聞いた。
「…ぅん…」
ゆっくり頷く…。
SW「…いつ…？」
俯くシウォナ…
「…三ヶ月くらい…前…」
SW「………」
「………」
握り締めた拳を一度窓に叩き付けた…
「………(汗)」
殴られるなんて思っていないけど、シウォナが一生懸命
何かを抑えようとしているのがわかる…
SW「…なんで言わなかった…？」
「………」
どうしよう…言葉が出てこない…
SW「ずっと…言わないつもりだったの…？」
「…ちがっ…(泣)」
泣いて首を振るわたし…
SW「どれだけ心配してたか…わかる…？」
「…ごめんなさい…(泣)」
SW「あれから毎日…どれだけ…、、、」
「…(泣)」
「オレの大切な人なんだ」の一言で、
わたしの不安も心配も、全部無駄だったって思い知った…
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梨子(プロフ) - みるくさん» 初めまして(*´∪`)梨子です♪コメントぎゅーちゃんの方にもこちらにもありがとうございます♪何年か前に書いたお話を今でも大切に読んで下さっていることがとても嬉しいです♪ (2015年7月12日 22時) (
レス) id: e9af92fa3d (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 梨子さま、シウォナ良かったです！この作品は前にも読んで、すごく気に入ったものでした。私もシウォナが好きです！あの笑った時の笑窪が大好きです！彼の真っ直ぐな性格や一生懸命な所も大好きで、もっとシウォナを見たいです！またお話書いてくださいね！楽しみです！ (2015年7月12日 22時) (レス) id: 24618d5a10 (このIDを非表示/違反報告)
407(プロフ) - ｼｳｫﾝ さんﾍﾟﾝ です ^^* 作品 すごく 面白かったです ! (2012年9月18日 1時) (携帯から) (レス) id: 4308bcb60e (このIDを非表示/違反報告)
ミクリン - シウォナァ〜ﾟ+｡(*′∇｀)｡+ﾟ このお話、スキ過ぎて２回読みました。またシウォナのお話書いてください(^O^) (2012年9月6日 18時) (携帯から) (レス) id: 567e083ca0 (このIDを非表示/違反報告)
chiiichan(プロフ) - 感動しましたー!!次のお話も楽しみです。ありがとうございました(=^0^=) (2012年8月26日 23時) (レス) id: 463fd5a90d (このIDを非表示/違反報告)
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