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大野さんのプロジェクトは順調に進んで、あっという間に今日の大野さんの撮影が終わったら、作品の完成を待つのだけになった。
大野さんのビジュアルが、想像以上で、
当初の予定と変えて、大野さんの素顔ももっとクローズアップすることになった。
「あ、待ってた」
『お待たせしました』
でもって私は、
毎回の撮影で大野さんの話し相手として呼び出される。
「最近さー、猫飼おーかと思って」
『ねこ？』
「一緒に昼寝とかしたら、楽しそうでね？」
『餌さえあげればいいんじゃないですか？』
え〜お隣さんが、とかへにゃへにゃの笑顔で言うから、
何言ってんの！？って本気で突っ込んでしまう。
男の人はイメージと違うって引くことが多いんだけど、
この人はふはは、って楽しそうに笑ってるの。なんか調子狂う。
「櫻井さん！」
帝王は、プロデューサーって呼ばれるから、私のことを呼んでる。
大野さんに断ってスタジオを出ると、
『何の用ですか？』
待っていたのは、あのアナウンサー。
「ちょっと面貸しなさいよ」
いつもだったら、適当な言い訳をして絶対に一緒にはいかなかったのに、
この時一緒に行ってしまったのは、私が、
大野さんの一件で初めて人から必要とされた、っていうちょっとした過信みたいなものからだったんだと思う。
『！？』
「あんた目障りなのよ、消えてよ！」
後ろから押されて、体が宙を舞った、
何！？今のすごい物音
あっちからしたけど
きゃーーーー！！！
櫻井さんが！
プロデューサー、てか救急車よんで！！
体が動かない、たぶん階段から落ちたんだと思う。
おい！しっかりしろ！
翔ちゃん動かしちゃダメだって！
うるせぇ！救急車早くしろ！
いま下着いたって！
死ぬなよ！死んだらぶっ殺してやる！
死んでないし、
死んだらぶっ殺せないし。
ちょっと矛盾しちゃってるのが面白くて笑っちゃうけど、
体は、全然動かない。
そのうち、救急車の人が来て、運ばれながら見えたのは、
あのアナウンサーの絶望的な顔。
きっと、一生忘れられない。
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あきんこ(プロフ) - 翔成さん» 読んでくださりありがとうございます！もっとうひょうひょできる続きが書けるように頑張りますね、よろしくお願いします(｀･3･´) (2019年9月11日 15時) (
レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - mikkyさん» ありがとうございます、続編書きました！ぜひ読んでくださいね(*´▽｀*) (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - AKIさん» 続編書きました！終わりじゃなかったですm(__)m (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - あんさん» 楽しく読んでいただきありがとうございます！続き書いてみました(*´艸`*)もしよかったら読んでくださいね (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
翔成(プロフ) - 完結、お疲れさまです。。楽しく読ませて頂き、全体通してうひょうひょしましたw終わりを迎えて『え、ここで終わり！？続きは！？』と思ってしまいました…。図々しくも、、是非続きを…。というかお願いしたいです！！(☆О☆)続編待っても良いですか…？ (2019年9月6日 7時) (レス) id: e6a4df8a10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2018年8月7日 21時
