隠された真2 ページ6
A side
ここはどこだろうか？綺麗な湖だ。
？「Aーー？！どこにいるのー？」
私の名を呼ぶ声。湖の向こう側、花畑に1人の女性がいる。あの人が私を呼んでいるのだろうか？
少女「母さま！ここよ！」
花畑に寝転がっていたのか。年頃の娘がぴょこっと飛び出る。女性が優しく微笑み抱きしめる。
あれは…私だ。ずっと昔の私。
じゃあ、あの人が私の母親？
昔A「母さま、私また見たの。黒くて怖ーい生き物を！」
昔から私は妖が見えていたようだ。母が悲しい顔をしている。
ぱっと目の前の場面が切り替わる。
目の前にはまだ無垢な私と母。そして優しそうな男の人が囲炉裏の前で座っていた。
きっと、この人が私の父親。
こんなに近くにいるのに、私に気づいていないから、私の姿は見えていないのだろう。
昔A「父さま！このお味噌汁はね、母さまと一緒に作ったの！どう？」
父「お！うまいなー！さすがAだな！」
「いつお嫁に行っても平気ね。」という母に「まだ18だぞ？まだ父さまの隣にいておくれ〜」という父。
父にわしゃわしゃと頭を撫でられ、幸せそうに笑う私。
私はこんなに幸せな家で育ったのね…
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ぴっぴ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます！嬉しい限りです！頑張って作っていきたいと思います！ (2020年8月26日 11時) (
レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 時間も忘れて最後まで一気に読ませていただきました！笑 凄く面白かったです！ それぞれに割り当てられてるキャラも合っていて、分かる！と声を漏らしました笑 ご自分のペースで番外編などお待ちしております♪ (2020年8月26日 10時) (レス) id: 739c723b48 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - m7_8ex8kさん» 楽しみにしていただいて本当ありがとうございます。実はお話のネタがいくつかあり書きたいなーと思っていた所です…番外編のような形で完結してもまたお話出せたらいいなーと考えております！ (2020年8月25日 23時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
m7_8ex8k(プロフ) - すごく面白いです！毎日の楽しみの一つです！！完結してしまうのが寂しいです(_ _). (2020年8月25日 18時) (レス) id: c3e356c08e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2020年8月23日 20時
