迎えに来た3 ページ23
SC side
綺麗なA様の目に少しの動揺が見える。
SC「もうやめましょう。自分が傷付けば俺達を守れる。自分の命で俺達の命を助ける。そうやって、貴方が犠牲になることを俺達のだれも、望んでないんですよ?」
A様の瞳が揺れる。
下唇を噛み、何かに耐えてるような辛そうな顔をする。
SC「また、提案をされましたか?そんな演技をして、俺達を突っぱねて大人しくしてれば俺達を無事に逃すって。」
やっと、目があった。刀を握る手が緩み、首に向けられた刃はどけられた。
SC「バカですね。こんなに一緒にいて俺達がどれだけ貴方を愛しているか知らないなんて。帰れと言われて、帰るやつらじゃないでしょう?」
ふふっと小さく笑うA様。刀から手を離させ、左手でA様と手を繋ぎ、右手を頬に添えた。冷静になると、顔がとても近いことに気づき緊張してしまう。
SC「貴方のためにここまできた。もう喧嘩も売った。後戻りはできないんです。どうしますか?」
A様から流れた涙が俺の顔に当たった。
A「私……!帰りたい!!!」
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ぴっぴ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます!嬉しい限りです!頑張って作っていきたいと思います! (2020年8月26日 11時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 時間も忘れて最後まで一気に読ませていただきました!笑 凄く面白かったです! それぞれに割り当てられてるキャラも合っていて、分かる!と声を漏らしました笑 ご自分のペースで番外編などお待ちしております♪ (2020年8月26日 10時) (レス) id: 739c723b48 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - m7_8ex8kさん» 楽しみにしていただいて本当ありがとうございます。実はお話のネタがいくつかあり書きたいなーと思っていた所です…番外編のような形で完結してもまたお話出せたらいいなーと考えております! (2020年8月25日 23時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
m7_8ex8k(プロフ) - すごく面白いです!毎日の楽しみの一つです!!完結してしまうのが寂しいです(_ _). (2020年8月25日 18時) (レス) id: c3e356c08e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2020年8月23日 20時