WZ side マネヒョンの勘違い ページ8
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「……居ない」
あのあと作業室の椅子で倒れるように眠り、朝起きたらAはいなかった。
俺の作業室に来た時間かなり遅かったのに……体力男子かよ。
VN「ウジヒョン起きたよ」
DK「あ、ウジヒョン！！
昨日からずっとAの話で持ちきりですよ！」
…は？
DK「いや、ウジヒョンが昨日の夜Aの頰掴んでるところをメンバーが見て大騒ぎで…誰が見たかは言わないですけど」
「誰だよ」
「…」
「おい統括」
SC「何で？！！何で分かった！！？」
顔に出すぎだ。
それによく俺の作業室を覗きに来るのもスンチョルだ。
「…ったく、あれは歌ったときに口の開き方が小さかったらやるやつだよ」
SG「なんだ、」
DN「そういえば僕もこの前やられましたそれ」
「…だいたいあいつの頬なんて掴んでどうすんだ」
JH「それもそうだあんなぶす」
おまえらはいい加減仲直りしろ。
そんなことをやっていると、
『______みんなすまん！！！！』
マネヒョンが大声で叫びながら部屋に転がり込んできた。
後ろにはAが苦笑しながら立っている。
MG「どうしたんですかヒョン」
『俺勘違いしてて_______
Aがステージメンバーだって言っただろ？
あれ違くて…ステージマネージャーだった…』
……は？
(今日はこれでもう2度目)
確かにステージメンバーってなんだ？とは思っていたけれど。
『ボカチだって言ったけど…
あれも、曲に女声が欲しい時だけ
Aの声を入れろってことだったんだ。
社長との連携が取れていなくてすまんかった』
SG「そっか…大丈夫ですよヒョン！！！」
『ウジ申し訳ない、声の調整してくれてたはずだから……』
確かに声の調整はしたけど、まだ音源作りの段階だから問題はない。
「大丈夫です」
それよりAがショックを受けていないかが心配だ、と目をやると、精神的ダメージを受けたマネヒョンを死ぬ気で慰めていた。
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作者名：瞳 | 作成日時：2019年4月1日 20時
