You side 4/7 ページ5
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「…ユンジョンハンなんて嫌い」
そんなにチビじゃない。
ここにいる人たちがでかすぎなんでしょ！？ミンギュとか？ミンギュとかミンギュとか？キムミンギュとか？
イジフンさんはみんなより小さいみたいだけど…体格がしっかりしてるからやっぱり大きく見える。
「はは、初日から嫌われたの」
「ウォヌやー、そんなことよりこのゲーム難しすぎて俺死に続けてるんだけど。ライフ分けてくんない？」
「…………」
「くれなかったらもう充電器貸してあげない」
「あああまじでもうwwわかったよ」
天使。男神。
何が天使じゃくそくらえ。
チビチビチビ言われるし、あのあとお皿を洗ってたら欠けてたコップで人差し指切るしでもう泣きそうだわ。
メンタルをやられてソファーの前でうずくまっていたら、突然その人差し指に痛みが走った。
「…………たっ！いたっ！！！」
「ごめん、痛かった？」
慌てて顔を上げると目の前にシュアの顔。
「…っ近い！！近い！！！」
「えっ、ちょ待っ」
ゴッッ。
嫌な音がした。
「痛いなあ……Aちゃんもしかして凶暴…？」
「シュア投げ飛ばすとか強ww」
「違くて！これはっ…つい……手が……」
「俺、Aに近づかないようにしよ」
「ごごご誤解だってスンチョル」
だいたい、あんなに顔近づけられたら突き飛ばしちゃうじゃん。
まあ、まさか脱ぎ散らかされた服に滑って壁に肩ぶつけるとは思わなかったから、謝んなきゃいけないんだけど。
「ごめん」
「大丈夫だけど女の子は突き飛ばしたりしちゃだめだからね」
SG「怖い！！シュアヒョン怖い！目が笑ってない！！」
JS「あと、大事な指怪我したまんま放っておいちゃだめだよ、」
そうだ。
欠けたコップで怪我して、そのまんまだ。消毒も何もしていない。
はずなんだけど。
「_______絆創膏？」
「せっかく絆創膏貼ってあげてたのに僕のこと突き飛ばすから…」
それは申し訳なさすぎる。
SG「シュアヒョン優しい」
JH「おまえさっきから言うことコロコロ変わってんぞ」
いたたまれないな申し訳なさすぎて！！
それでまた、私はソファーの前でうずくまった。
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___________
キムミンギュセンイルおめでとう。
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作者名：瞳 | 作成日時：2019年4月1日 20時
