You side 嵐の前夜 ページ13
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JH「みんな今日はたんまりお食べ〜」
「オンマの人格出てる」
MG「僕しか財布持ってきてないじゃないですか…たんまりお食べってなんですか、僕が払うんですよ僕が！」
そう言うミンギュのお財布は、振られても小銭の音がしなかった。
もしかしたら全部お札なのかもしれない。ていうか、全てをカードで済ませる系の現代人なのか。
私は未だにカードやらポイントカードやら使いこなせていないから、置いてけぼりを喰らった気分になる。
「ち、こうなったらサムギョプサルを…えーっと何皿頼もうかな……」
DK「余ったら僕が食べてあげるから何皿でも頼んだらいいよ」
MG「ちょっとドギョ」
JH「じゃあー俺はサムギョプサル3皿と____チーズタッカルビをー」
JS「いいね、僕もそれ頼も」
私たちの目がきらきらと輝いてくるのと反比例するように、ミンギュは生えた耳と尻尾ががっくりと垂れるのが見えるようだ。
♪ピロン
JN「Aじゃない？」
「あ、……ほんとだ、マネオッパだ」
慌ててカカオを開く。
MNひと段落つきそうだから今から合流します
MNそれと明日のステージ立ち位置確認しておいて
「マネオッパ今から来るってー！」
DN「ミンギュヒョン……ご愁傷様です……」
SC「死んどる」
「そしたら食べながら明日のステージ立ち位置確認します！！最初に場を繋ぐ人はステージ上手袖から出てくる」
HS「そのときの人数が奇数だから間隔うまく取らないとバランス悪くなるよね」
「テープだけ朝貼っとくから確認したら剥がしてくださーい」
WZ「うぃ」
ごくん、とジフンが白いご飯を飲み込む。
MG「……ヒョンまさか、」
WZ「すいませんご飯のお代わりを_____ 」
いつものようにふざけていた。
いつものように笑っていた。
明日、何が起こるかなんて知りもせずに。
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作者名：瞳 | 作成日時：2019年4月1日 20時
