SG side 夕食の危機 ページ12
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すごい。
すごいすごい。
間違いなく、今日1番王子様だったのはホシだ。
caratの王子様であり、何より言葉でAを助けていた。Aにとっての王子様だ。
言葉でマスターさんの心を動かした。
それに_______
「スニョンすごいよ！
マスターさん謝ってたし……私のこと、助けてくれたよね…ありがと」
Aが心からお礼を言うのなんて初めてじゃない！？すごくない？！
「……おいブスングァン」
…………えっ？
「全部聞こえてるんだけど？私がいつも心からお礼を言っていないとでも？」
「え！？えっとまあ…いや、なんかその」
「今日ご飯無しね」
「僕、コンサートの夜にご飯ないの？」
JS「Aちゃんやっぱり結構凶暴だよね？」
SG「凶暴とは別だよねもはやいじめだよね」
Aに睨まれた瞬間、かちゃりとドアが開いた。
MG「みんなでご飯食べに行きませんかー！！」
WZ「お、いいね」
DK「Aもほらさっきから怒んないで、誰かが奢ってくれるから〜」
VN「？誰が奢ってくれるんですか」
DK「……ミンギュ」
WZ「お、ミンギュの奢り？」
MG「______何？なんで？！なにが！！」
……はぁ、夕飯無しは免れたみたい。
ミンギュに感謝。さすが最高のMC仲間。
HS「どこ行く？」
JN「焼きそば」
JS「……ちょっと違うとこ行こうか」
僕らは夜の街に繰り出した。
ミンギュにお財布を持たせて。
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作者名：瞳 | 作成日時：2019年4月1日 20時
