悔しい〈Jh〉 ページ36
帰ったらリビングには誰もいなくて…
Js「もう拗ねちゃダメだからね？」
Jh「…わかってるよ…」
Js「ほっぺが膨れてる(笑)」
笑いながら俺のほっぺをツンツンつついたジスは
Js「じゃ、おやすみ。」
そう言って部屋に戻って行った。
Jh「…」
部屋のドアを開けると
SC「おかえり。」
ベッドに座って待っていたスンチョル。
Jh「…ただいま…」
別に怒ることなんて何もないのに
一回拗ねたら戻るのに時間がかかって
なんとなく目が合わせられない。
Jh「…シャワーして来る…」
SC「ちょっと待った。」
気まずくて逃げようとした俺の手首を
強く握ったスンチョルの手。
SC「どした？」
Jh「何が？」
SC「わかんない？」
Jh「…」
この大きな瞳で真っ直ぐ見つめられると
何も言えなくなるのは
弟たちだけじゃない。
SC「ちょっと座って。」
腕を引かれるままに隣に座ると
肩を抱かれて完全に捕まった。
SC「何怒ってんだよ。」
Jh「怒ってないよ。」
SC「それで怒ってないの？」
Jh「怒ってない。」
ただ、ちょっと
悔しいだけだ。
SC「俺の目、ちゃんと見ろよ。」
チラッと見たスンチョルは
もうすでに "話すまで逃さない" って顔。
こうなると適当には絶対に終わらせてくれない。
Jh「…やっぱりスンチョルも男なんだな…と思って。」
SC「なにそれ。」
Jh「Aの前ではちゃんとカッコつけるんだな…って。」
SC「…」
正直、不安がないわけじゃない。
スンチョルは男だし…
俺も男だし…
心のどこかで
突然スンチョルの心が
女性を求め始める時が来るんじゃないか…って
SC「…ジョンハナ…」
Jh「なんだよ…」
ムスッとした顔が戻らなくて
Jh「…」
睨むようにスンチョルを見ると
…
Jh「…なにニヤニヤしてんだよ…」
こっちはすっかりいつもの緩い顔に戻ってた。
SC「え、だって、ヤキモチ妬いてんだろ？」
Jh「喜んでんの？」
SC「当たり前じゃん(笑)」
Jh「…」
…なんだこいつ…
Jh「…人の気も知らないで…」
俺が不安になってんのも知らないで
のんきに笑える神経が腹立つ。
だけど…
SC「俺の愛が、まだ足りないんだな。」
Jh「…」
近づいて来る唇がそっと触れて
SC「こんなに全力で表現してるのに(笑)」
このデレっとした顔を見ると…
Jh「…わかってるよ…ごめん…」
結局自分がどれだけスンチョルのこと好きなのか
思い知らされて
やっぱり悔しいんだ。
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うひちょる(プロフ) - まんねさん» えーーー！なのに見つけてもらえたなんてすごい（笑）すごくゆっくりの更新なので、たまにのんびり読みに来てください〜♪（トンの方を辞めている理由はあっちのボードをご覧ください…（；＿；）） (2019年11月10日 2時) (
レス) id: 0c9a2013d9 (このIDを非表示/違反報告)
まんね(プロフ) - ごめんなさーーいww セブチのみなさまのことは無知でして･･･。私はいまだにビギでJAEFANSであります。そんな私がこのお話しに辿り着けたのが本当に奇跡なのです。まだお話の中で名前と性格が一致しませんが私もゆっくり楽しませてもらいますね!! (2019年11月10日 1時) (レス) id: da0df2f8a4 (このIDを非表示/違反報告)
うひちょる(プロフ) - まんねさん» えーーー嬉しい(TT)…なかなかNO君の時みたいには書けなくて、のんびりマイペースにユルくやってます（笑）じゃあじゃあ、まんねさんも今はCARATさんってことですよね♪こちらでもよろしくお願いしますーーー☆ (2019年11月9日 23時) (レス) id: 0c9a2013d9 (このIDを非表示/違反報告)
まんね(プロフ) - わぁーい！やっぱり〜ヒロインの雰囲気やストーリーの空気感っていうのかな？がNO君に似ているような気がして。お話し書いていらっしゃっていたのですね。うれしいです^^こんなふうに再会できるなんて！本当に感動です。またまた胸キュンいただいてまーす^^ (2019年11月9日 22時) (レス) id: da0df2f8a4 (このIDを非表示/違反報告)
うひちょる(プロフ) - まんねさん» まんねさん★ 見つけてくださって…覚えていてくださって…コメントくださってありがとうございます…(TT)わーーーん！！！こんなところで再会（？）できるなんて！感動！ご無沙汰しております、NO君のうひです！ (2019年11月9日 21時) (レス) id: 0c9a2013d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うひ | 作成日時：2019年5月24日 6時
