Two flowers9

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「なるほどな。じゃあ、スニョンとジュニとAの3人で何かアトラクション乗るか」

「邪魔とか妨害は禁止ですからね」

「邪魔されないものって言ったら…観覧車とか？」

「いいですね！ロマンチックです」

「俺も乗りたい…」

「ミンギュヒョンはダメですよ。負けたんですから」

「ううㅠㅠ」

「そんな顔してもダメです」

「スングァナ厳しいなㅎ」

「当然です。ルールですから。

じゃ、早速行きましょう」


ブーちゃんに連れられ
あっという間に観覧車の乗り場へ


「それじゃジュニヒョン楽しんでくださいね！」

「…うん」

「頑張れ〜スニョン」

「な、何を頑張るんですか。俺は…ただ…」

「動揺してる〜」

「可愛い〜」

「あれ？そういえばジスは？」

「昨日ワクワクで眠れなかったらしくて、医務室で寝てます」

「遠足前の子どもか」

「よーし

観覧車1周分のデート…スタート！」


私たちがゴンドラに乗り込んで

扉が閉まる直前


「あ」

「え！？」

「うわ、」

「あ！ヒョン！！」


ニヤッと笑ったスンチョルオッパが

ゴンドラの中にウォヌを押し込んだ


「貴重な時間、しっかり楽しめよ〜」

「スンチョリヒョン！話が違うじゃないですか」

「1人くらいいいだろ。ウォヌはミッションに参加できなかったわけだし」

「それもこれも全部スンチョリヒョンの計画じゃないですか」

「ひどいですヒョンㅠㅠ」

「まぁまぁ、落ち着けって。アイス奢ってやるから」

「ヌナㅠㅠ」








.





.





.




「大丈夫？ウォヌ」

「ん、何とか。ドアに挟まるかと思ったけど」

「スンチョリヒョン強引だな」

「よっぽどウォヌのこと好きなんだね」


ドタバタで出発した私たちを乗せた観覧車

4人だけの空間になると急に静かになる



「A…お化け屋敷、大変だっただろ。大丈夫だった？」

「うん。怖かったけどウォヌが来てくれたから」

「そっか。
…Aとウォヌって仲良いよな」

「ええ？何言ってるのスニョン。私たちだけじゃなくてみんなそうでしょ？」

「あ」

「スニョンとAだって仲良しだよね〜」

「それもそうだな」

「ウォヌを取られたみたいで寂しかった？ふふ」

「スニョンは俺のこと大好きだよな」

「…まぁ、否定はしないけど」


仲良しな2人を見て笑っていたら

正面に座るジュニと目が合った


「ジュニは今日楽しんでる？」

「うん、楽しいよ。遊園地好きだし」

「ずっとブーちゃんと一緒にいたね」

「え？あ〜確かに」

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