15 ページ48
「ヒョン」
「あ、ウォヌ。おかえり」
「今度は何をしてるんですか？」
「お前を幸せにするために俺が犠牲になったんだよ」
「？」
「そういえばウォヌヒョン、ずっといなかったですね」
「Aヌナも」
「…もしかして
ウォヌたちをデートさせるために嘘のミッションを？」
「さすがシュア。鋭いな」
「ちょっ…スンチョリヒョン！！なんでウォヌヒョンだけ贔屓するんですか」
「そうですよ！狡いです！」
「スングァンだってジュニを贔屓してるから手伝ったんだろ？同じじゃん」
「う…それは…」
「ウォヌヒョン！ヌナとデートしてきたんですか！？」
「どう考えてもデートって雰囲気じゃなかったけど。
な？A」
「…うん」
後半ちょっとドキドキしたけど
それはウォヌには秘密
「Aは行きたくもないお化け屋敷に行って疲労困憊なんだ。あんまり無理させるな」
「え、お化け屋敷」
「うわ」
「スンチョリヒョンの所為で？」
「可哀想なA」
「ヒョンひどい」
「最低だぞ」
「あ…そんな、大丈夫ですよ。オッパを責めないでください」
スンチョルオッパがどうして私とウォヌを2人きりにさせたかったのかはよくわからないけど、悪意でないことは理解できた
「こんな奴を庇うの？健気だね」
「おいジョンハナ。"こんな奴"って」
「だって、お前は私利私欲のためにAも俺たちも犠牲にしたんだぞ」
「それは…悪かったよ」
「罰としてアイス奢り」
「なっ」
「いぇーい！ヒョンの奢り！」
「それはレアですね！」
「やー、勝手なこと言うな」
「Aヌナも食べたいですよね？アイス」
「へ？」
「ね？ヌナ」
「ヌナ〜」
「あー…うん。食べたい、かな」
ごめんなさいオッパ
可愛い弟たちの視線には勝てません
「まったく…
わかったよ。奢る」
「やったー！」
「ヒョン！さっき言ってたアレはどうなったんですか」
「アレ？」
「写真のミッションのご褒美です！僕めちゃくちゃ頑張りましたよ！」
「俺も！」
「そうだったな。スングァンとスニョンだけが全部撮ってきたから…2人でデートしてくるか？ㅋㅋㅋ」
「「ヒョン！！」」
「冗談だよ。そんなデカい声出すな。
スニョンはAとデートしたいんだろうけど、スングァンは？」
「僕もAヌナがいいです！
正確には僕じゃなくジュニヒョンですが」
「ちょ、スングァナ」
「僕たちチームとしてミッションをやり遂げたんです。ご褒美はジュニヒョンに譲ります」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン(プロフ) - ゆいさん» 読んでくださったんですね！こちらこそありがとうございます😊おかげさまでストーリーの幅が広がりました。遊園地編もウォヌくん頑張る予定ですのでお楽しみに！笑 (2022年6月7日 22時) (
レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ウォヌくんのお話リクエストした者です！甘えたウォヌくんにキュンキュンしました；；ありがとうございます；；ウォヌくん頑張れ〜！！ (2022年6月7日 1時) (レス) id: 9cfd31fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - saranさん» ウォヌペンさん！お会いできて嬉しいです🐱ウォヌくん大好きな私もウォヌくんに頑張ってほしいんですけど、なぜかいつも茶化したり悪戯して終わるタイプで…今後はもうちょっと頑張りたいと思います！笑 (2022年5月29日 23時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - ウォヌペンです！！！！この場に及んでやっとウォヌが頑張ってくれそうで今後が楽しみです！！！ (2022年5月25日 2時) (レス) @page31 id: 563dd2bc4a (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ゆいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます😊ウォヌくん推してくださる方がなかなかいなかったので嬉しいです！酔っ払いウォヌくんいいですね…楽しく書けそうです！お楽しみに💕 (2022年4月24日 10時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモン
| 作成日時：2022年4月11日 23時
