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「ウォヌ…ごめんね。私、怖くて限界でイライラして嫌な態度とった。しかもそれって今日だけじゃないよね。
自分でもよくわかんないけど、ウォヌといるとついつい感情的になっちゃうというか…
気が緩んでるんだと思う。何をしてもウォヌは怒らないから」
甘えて
泣き喚いたり八つ当たりしたり
いつか嫌われるのは私の方じゃないかな
「ウォヌのこと、嫌いになんてならないよ。この先も絶対」
「絶対？」
「うん」
「嫌いじゃないなら、好き？」
「うん」
「知ってる」
「うん
……え？」
予想外の返答に驚いて顔を上げると
笑顔のウォヌがこちらを見ていた
「Aが俺のこと好きなのは知ってる。嫌いな相手には感情が乱れてるところを見せないってことも」
「へ？や、だって、」
「さっきのは冗談だよ」
「……」
「とりあえず泣き止んでもらおうと思って」
「…
もう〜 なんだ。焦ったじゃん！
私の所為で悩ませたんだって申し訳ない気持ちになったのに」
「でも、おかげで涙は止まったろ？」
いたずらっ子みたいなウォヌ
有り難さ半分と、憎たらしさが半分
「なんか、私いつもウォヌに振り回されてる」
「それはこっちのセリフ」
「なんで？」
「さぁな。
さ、元気になったみたいだから先に進むか」
「え！あっ
待ってウォヌ」
「俺が前を歩くから、Aは」
「お願いだから待って！まだ心の準備ができてないの」
「うん？」
「今までとは比べ物にならないくらい不気味でしょ…見てるだけで、怖くて涙が出そう」
「じゃあ見なきゃいい」
「そうしたいけど、前を見なきゃ歩けないじゃん」
「俺が連れてってあげるから大丈夫」
「ん？」
「Aは俺を見てればいい」
「……」
向かい合い
両手を繋ぎ
まるで、ドラマのセリフのような言葉をくれた
「ゆっくり行くぞ」
後ろ歩きになっても怖さを感じていないらしい
私と目を合わせて少しずつ進む
「…ウォヌ」
「床見るなよ」
「……」
「遠くも見るな」
「…でも」
「いいから。
俺のことだけ見てろ」
「！」
辺りに転がる死体を気にしていたら
両手で頬を包み込まれ
さっきよりも近くで見つめ合う形に
「目、逸らすなよ」
「う…うん」
ウォヌは私が怖くないように気遣ってくれてるだけなんだろうけど
切長なその目に吸い込まれそうで
妙にドキドキしてしまう
普段は私をからかうことも多いウォヌだけど
本当はすごく優しくてあったかい人
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レモン(プロフ) - ゆいさん» 読んでくださったんですね！こちらこそありがとうございます😊おかげさまでストーリーの幅が広がりました。遊園地編もウォヌくん頑張る予定ですのでお楽しみに！笑 (2022年6月7日 22時) (
レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ウォヌくんのお話リクエストした者です！甘えたウォヌくんにキュンキュンしました；；ありがとうございます；；ウォヌくん頑張れ〜！！ (2022年6月7日 1時) (レス) id: 9cfd31fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - saranさん» ウォヌペンさん！お会いできて嬉しいです🐱ウォヌくん大好きな私もウォヌくんに頑張ってほしいんですけど、なぜかいつも茶化したり悪戯して終わるタイプで…今後はもうちょっと頑張りたいと思います！笑 (2022年5月29日 23時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - ウォヌペンです！！！！この場に及んでやっとウォヌが頑張ってくれそうで今後が楽しみです！！！ (2022年5月25日 2時) (レス) @page31 id: 563dd2bc4a (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ゆいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます😊ウォヌくん推してくださる方がなかなかいなかったので嬉しいです！酔っ払いウォヌくんいいですね…楽しく書けそうです！お楽しみに💕 (2022年4月24日 10時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2022年4月11日 23時
