Two flowers9

Amusement ページ34

「わ〜すごく良い天気ですね」

「朝起きたときから最高の気分でした」

「ところで、今日は何をするんですか？」

「なんと！」

「なんと！！」

「今日は
僕たちSEVENTEEN

遊園地を貸し切りにして遊びます！」

「いぇーい！！」


元気いっぱいのオープニングトーク

さすがブソクスン


「皆さん、どうして貸し切りにできたのかご存じですか？」

「ㅋㅋㅋ」

「なんだか不満そうですね、ミンギュヒョンㅎ」

「当然だろ。
だってこの貸し切りチケットは俺とAヌナが頑張って手に入れたものだから。

今日だって本当ならヌナと2人きりで」

「はいはい。黙ってくださーい」

「ジスヌナ…」

「スングァナ
今日は自由に遊んでいいのよね？」

「はい！各々カメラを持って自由に遊んで来てください。ただし、夕食の時間になったら指定されたレストランに集まってくださいね」

「はーい」

「本当に自由？ミッションとかは？」

「無いと聞いてますけど、本当のところはどうかわかりません」

「いつも何だかんだ競い合うからな」

「今日は遊ぶだけなんじゃないか？」

「俺たちが遊園地を楽しむだけのコンテンツ？それって面白いのかな」

「ファンはメンバーたちが仲良く遊んでる姿を見るのが好きなんですよ」

「なるほど」

「Aヌナ！俺と一緒に遊びましょう」

「うん？2人で？」

「ダメよ！Aは私と遊ぶの」

「今日は譲ってくださいよジスヌナ。俺、ゲーム頑張ったんですから」

「それとこれとは別」

「ひどいㅠㅠ」

「デートは諦めな、ミンギュ」

「ミョンホまでそんな」

「だってこうやって揉めてる時間が勿体ないだろ。貸し切りは5時間限定なんだから」

「ハッ」

「少しでも長く楽しんだ方が得だと思うけど」

「…そうだな。ミョンホの言う通りだ」

「ねぇ、もう行っていいの？早くアトラクション乗りたい！」

「大丈夫…ですかね？

はい！行っていいそうです」


スタッフさんに確認し、両手で大きく丸印を作るブーちゃん

せっかちな妹でごめんね


「行こう！A」


私の腕をぎゅっと掴まえてはしゃぐジス


「まずは何に乗る？」

「絶叫系に乗らなきゃ〜」

「ふふ」

「ジェットコースターはどこにあるんだろう」

「初めて来たからわからないね」

「ヌナ！公式サイトに地図がありました」

「わぁ、もう見つけたの？さすがミンギュ」

「あっちです。行きましょう！」

「待ちなさい！」

「落ち着けジス。転ぶぞ」

「やー！キムミンギュ！」

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