2 ページ25
「…というか
俺、ものすごく睨まれてます」
「うん？誰に」
「ヒョン…たち」
「どうして可愛いマンネを睨むの〜」
「可愛いヌナのことが大好きだからでしょうね」
「え〜？どういうこと」
「俺とヌナが密着してるのが気に入らないんですよ。
ヒョンたちも酔ってるんですかね。いつも以上に感情をコントロールできないみたいです。
殺気がすごい」
「そんな怖い顔するのは誰なの。チャニをいじめちゃダメでしょ」
身体を離して振り向くと
にこにこと微笑むメンバーたちがこちらを見つめていた
「ん？睨んでないよ？笑ってる」
「…さすがの演技力ですね」
「変なの〜」
なぜ睨むのか、なぜ今度は笑ってるのか
アルコールを摂取した頭では何も考えられなかった
「メンバーたち！」
「あ」
「みなさーん！」
「わ」
「来た来た」
両手にビニール袋をぶら下げてこちらへやって来るのは
個人の仕事を終えてソウルから戻って来たブーちゃん
会えない時間があるのは、普段の生活なら当たり前のことなのに
ここで暮らしていたらメンバーたちと一緒に過ごせる時間が当たり前になってるので
ちょっとでも離れていると寂しさが倍増する
それに比例して
久しぶりに会えると嬉しさが倍増
「スングァナ〜」
「おかえり！」
「大変だったでしょ」
「お疲れさま」
メンバーたちから熱烈な歓迎を受け、少し恥ずかしそうに笑うブーちゃん
「スングァンを胴上げしよう！」
「これやらないと"僕はひとりぼっちだ"って感じるかもしれないよ」
「ちょっと、やめてください。大袈裟です」
「わぁ！何これ…おいしそう」
場を盛り上げるソクミンとハニオッパ
逃れようともがくブーちゃん
ブーちゃんからお土産らしきものを受け取って嬉しそうに笑うミンギュ
みんなのやり取りがすごく微笑ましくて
愛おしく感じた
「Aも行くの？気をつけてね」
「うん」
千鳥足で歩き始める私を心配するジュニ
いつでも何でも気遣ってくれて、本当に優しいね
「ブーちゃん」
「Aヌナ〜会いたかったです」
「おかえり。私も会いたかったよ」
両手を広げて近づくと、嬉しそうに受け止めてくれる
ブーちゃんは華奢だ
チャニの身体とは厚みも柔らかさも違う
「ヌナ、お酒たくさん飲みました？ほっぺ赤くなってます」
「うん〜ジスがたくさん注いでくれたから」
「まったくもう。ジスヌナ
調子に乗ったらダメだっていつも言ってるのに」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レモン(プロフ) - ゆいさん» 読んでくださったんですね！こちらこそありがとうございます😊おかげさまでストーリーの幅が広がりました。遊園地編もウォヌくん頑張る予定ですのでお楽しみに！笑 (2022年6月7日 22時) (
レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ウォヌくんのお話リクエストした者です！甘えたウォヌくんにキュンキュンしました；；ありがとうございます；；ウォヌくん頑張れ〜！！ (2022年6月7日 1時) (レス) id: 9cfd31fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - saranさん» ウォヌペンさん！お会いできて嬉しいです🐱ウォヌくん大好きな私もウォヌくんに頑張ってほしいんですけど、なぜかいつも茶化したり悪戯して終わるタイプで…今後はもうちょっと頑張りたいと思います！笑 (2022年5月29日 23時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - ウォヌペンです！！！！この場に及んでやっとウォヌが頑張ってくれそうで今後が楽しみです！！！ (2022年5月25日 2時) (レス) @page31 id: 563dd2bc4a (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ゆいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます😊ウォヌくん推してくださる方がなかなかいなかったので嬉しいです！酔っ払いウォヌくんいいですね…楽しく書けそうです！お楽しみに💕 (2022年4月24日 10時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモン
| 作成日時：2022年4月11日 23時
