Two flowers9

IN THE SOOP#5 ページ24

晩ご飯を食べ終えたメンバーたちはそれぞれ自由時間を過ごすことになって


私はジスや他のメンバーたちと一緒に
外で火を囲むようにして座り

さっき出来上がったという番組のテーマソングを聴いたり
勧められるがままにお酒を飲んだりした



「A、寒くない？ブランケットもっと持って来ようか」

「ううん〜だいじょぶ。ジュニとくっついてたらあったかいよ」

「え？」


ぼんやりした思考回路でそんなことを言い、隣に座るジュニにハグを求める


「結構酔ってるね」

「うん？」

「ジスヌナがたくさん飲ませるからですよ！」

「何よぉ〜無理強いはしてないもん」

「ジスも顔赤いぞ」

「そう？確かにぽかぽかする」

「この2人は酔うとスキンシップ激しくなるからな。要注意だ」

「迷惑だってこと？オッパ」

「違うよ。油断も隙もないってこと」

「ええ？」

「他所でそれやられたら堪ったもんじゃない」

「それってどれ？？」

「表情とか喋り方とか、大胆なスキンシップとか」

「他所でやったらどうなるのぉ？もしかしてオッパ、嫉妬しちゃう？」

「……」


ジスが両手でスンチョルオッパの頬を包み込むと

さっきまで饒舌だったオッパが、借りて来た猫のようになった


「えへへ
可愛いね、うちのスンチョルさん」

「…可愛いとか言うな」

「嫌なの？」

「嫌、じゃない、けど」

「照れてるの？」

「もういいから。いちいちそういうこと聞くなよ」

「え〜聞きたい〜」

「うわ…何ですかこの甘い雰囲気」

「ふふ、ジスったら甘えん坊になってるね」

「…そう言うAヌナもお酒の影響出てますよ」

「？」


チャニに指摘され
改めて自分の状況を確認すると


いつの間にかジュニの手を握り、ぴったりと身体を寄せていた


「まぁ、Aヌナはお酒を飲まなくてもジュニヒョンにくっついてることが多いイメージですけど」

「確かにそうかも」

「今は結構寒いし、僕で暖を取ってるんだよね？ㅎ」

「それだけじゃないよ〜」


あったかいし

傍にいるだけで癒される


だから無意識のうちにくっつくことが多い


「私、ジュニのこと大好きだから」

「わ〜告白ですか？」

「ふふ
チャニのことも大好きだよ」


椅子から立ち上がって

可愛いマンネをぎゅっと抱きしめる


「大きくなったね〜チャニ
昔は私よりも小さかったのに」

「すごく昔の話ですね」

「こんなにゴツゴツしてなかった」

「筋肉ついたので」

「男の子になったね〜」

「昔から男ですよㅎㅎ」

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