Two flowers9

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"プライベートでも仲良くして頂きたいな、と思うのですが"

"今度食事に行きませんか？

仕事は関係なく、僕と2人で"



ミンギュさんの名前が出て

ドラマ撮影の後に言われた言葉を思い出した


「パクミンギュさんは私が認めるくらい格好良いし内面的にも良い人そうだから、Aがときめいてもおかしくないよね。

あの人、Aに夢中みたいだし」

「えっ？」

「わかんないか。A鈍いもんね」

「……」

「…ん？何その顔」

「あの、」

「え？ええ！？もしかして、告白された！？」

「わっ、ちょっと」


ジスの大きな声が部屋に響き

みんなの視線がこちらに集まる


「"告白"って何の話だ」

「あは。聞こえた？」

「聞こえない方が難しいだろ。あんなデカい声出しといて」

「だってびっくりしたから〜」

「告白されたんですか？Aヌナが？」

「誰に！！」

「あんたたちもよく知ってる人よ〜ふふふ」

「待って。告白じゃないってば」

「一体誰ですか！よく知ってる…ユンサナ！？」

「まさかムンビン」

「そんなのダメだろ！」

「ヌナ…もう返事を？」

「違うのミンギュ、そもそも告白なんかされてなくて」

「そうなんですか…？」

「あれ？違うの？」

「おいおいジス」

「嘘の情報流すなよ」

「だって
男からの好意とかわかりやすいアプローチに気づかないAが

"パクミンギュさんってAに夢中だよね"って言ったら
何か思い当たるような顔したの。

"あり得ないよ"って否定すると思ったのに」

「そ、それは」

「ほらほら！怪しい！絶対何かあったんだ」

「……」

「告白じゃないとすれば…」

「デートのお誘いとか？」

「！」

「あ」

「わかりやすい」

「全部顔に出てるよㅎㅎ」


クスクス笑うハニオッパと目が合って

恥ずかしくなり、顔を隠すようにして俯いた


「誘われたの！？やっぱり！私が言った通りになったじゃん！」

「ちが……デートっていうか、ただ、食事に行くのはどうかって提案を」

「あのね、A。男と女が2人きりで食事に行ったらそれはもうデートなのよ」

「でも…友人としてって」

「気を遣ったんでしょ。A相手ならがっつくより紳士的な対応が良いし。
友達から始めましょうって戦略ね」

「紳士的でイケメンの年上男性…」

「確かにAとお似合いだね」

「シュアヒョン！何てこと言うんですか！」

「事実だから仕方ないよ。条件が全て僕と同じだし」

「ヒョンは紳士コスプレでしょ」

「うん？」

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