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「あなたの気持ちはわかったけど、今回Aにしたことは決して認められない」
『……』
「私のことが好きなら、私が大事にしている人たちのことも大事にしてほしい。
あなたにそれができる？」
諭すような口調のジスに
女の子は小さく頷いた
『私、間違ってた。
ジスのためって思ってたけど、違ったんだね』
「うん。気づいてくれてよかった」
『…ごめんなさい。怒ってるよね』
「謝る相手は私じゃないでしょ」
『あ、』
私に向けられた目は
さっきまでの狂気に満ちたものとは違う
『私…その……』
「いいですよ」
『え？』
「ジスを大切にしてくれるのは私も嬉しいし、方法は間違っていたけど気持ちは理解できます。
すぐに謝らなくてもいい。
気持ちが落ち着いて、私に言いたいことがあったら
そのとき会いに来てください」
『…また会いに来てもいいんですか？』
「今度は拉致なんてしないでくださいね」
「ちょっ、ヌナ」
「ふふ」
「さすが私のA！」
「もう…敵わないなぁ」
『私、警察に』
「行かなくていいです。私が何かされたって証拠もないですし」
「おい」
「A」
心配そうなメンバーたちに向け
笑顔で頷いて見せる
「ジスのファンに何かあったら、私の大事なジスが苦しむから」
「A♡」
「はぁ…」
「まったく、」
『あのぉ…それって俺たちはどうなる感じですか？』
『俺たちだけ警察に？』
「うるさいわね！！その口縫い付けるわよ！！」
『こわ』
『俺たちにだけひどいㅠㅠ』
「"ひどい"？
お前ら、自分たちが何をしたか忘れたわけじゃないよな」
「本当なら生きて帰れないんだぞ」
「命があっただけでも感謝しろ」
『わ、わかってます』
『申し訳ありません、でした』
『Aさん
俺たち、本当に…』
たぶん謝ろうとしてる
それはわかったけど
彼らが一歩近づいて来ただけで、身体が震えて息が苦しくなった
「ヌナ？」
「っ、」
「ヌナ！」
「A？どうしたの？」
「急に顔が真っ青に。手も震えてます」
「怖い思いをしたんだ。当然だろ」
「お前らもう行け」
『でも』
「早く行け！そしてもう二度と現れるな」
『は、はい！』
『すいませんでした！！』
「あなたも帰って。カメラは念のためこっちで預かっておく」
転びそうになりながら走る2人
ジスに見送られるようにして去って行く女の子
ドアが閉まって
その全てが見えなくなったら
よくやく息を吸い込むことができた
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レモン(プロフ) - ゆいさん» 読んでくださったんですね！こちらこそありがとうございます😊おかげさまでストーリーの幅が広がりました。遊園地編もウォヌくん頑張る予定ですのでお楽しみに！笑 (2022年6月7日 22時) (
レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ウォヌくんのお話リクエストした者です！甘えたウォヌくんにキュンキュンしました；；ありがとうございます；；ウォヌくん頑張れ〜！！ (2022年6月7日 1時) (レス) id: 9cfd31fdb7 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - saranさん» ウォヌペンさん！お会いできて嬉しいです🐱ウォヌくん大好きな私もウォヌくんに頑張ってほしいんですけど、なぜかいつも茶化したり悪戯して終わるタイプで…今後はもうちょっと頑張りたいと思います！笑 (2022年5月29日 23時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - ウォヌペンです！！！！この場に及んでやっとウォヌが頑張ってくれそうで今後が楽しみです！！！ (2022年5月25日 2時) (レス) @page31 id: 563dd2bc4a (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ゆいさん» こちらこそいつも読んでくださってありがとうございます😊ウォヌくん推してくださる方がなかなかいなかったので嬉しいです！酔っ払いウォヌくんいいですね…楽しく書けそうです！お楽しみに💕 (2022年4月24日 10時) (レス) id: 9d4ba4eb10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2022年4月11日 23時
