Two flowers４

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うちのメンバーたちは本当にゲームが好きで

とても負けず嫌いで


最終的にたくさんのダイヤを獲得して、テントも食べ物も欲しいものは全て手に入れることが出来た




「それじゃあ、俺たち
晩ご飯を準備するチームとテントを設置するチームに分かれないとじゃない？」

「立候補してみようか？」

「俺は料理がしたいです」

「僕も料理。設置とかそういうのは…」

「じゃあ俺はテントの方に行くよ」

「俺もー」

「テントチームはあっち、料理チームはこっちに移動しよう」


みんなが動き始める中

私は自分に何が出来るのか考えていた


料理は出来ないし、かと言ってテント…やったことないし


「ジスは料理だよね」

「うん。得意だからね」

「だよね…私は…」

「まさかテントやるつもり？無理だよあんなの。力仕事でしょ？無理っていうかダメ。怪我しちゃうかも」

「でも、料理は」

「やるふりして見てればいいじゃん。てか、キャンプのご飯なんて大した料理じゃないでしょ」

「やるふりなんてダメだよ。ちゃんと働かないと」

「真面目！

じゃあ、テントチームに聞いてみな。Aがテント設置に参加するべきかどうか」

「うん…」



ジスに背中を押されてテントチームの方へ向かうと



「お？」

「どうした？A」


ジュニとハニオッパが首を傾げて私を見る


「私、テントにしようかと」

「え？」

「テント建てたことあるの？」

「ありません…だから挑戦してみます」

「何言ってるの〜
Aにそんな重労働させられないよ」

「テント建てるのって結構力がいるんじゃない？」

「そうだよ。危ない」

「どうしました？ヒョン」

「おぉ、ホシ
Aがテントチームに入るって言い出してさ」

「うん？なんで」

「なんで、って…
私が料理出来ないの知ってるでしょ。料理出来ないならテントやらなきゃ」

「野菜洗ったり食器並べたりするだけなら出来るだろ。料理チーム入れよ」

「……」

「？」

「…確かに、こっちにいても私は足手まといになるだけかもしれないけど」

「いや！そういう意味じゃなくて！」

「重たいもの持つし、テントが大きいからAには難しいんじゃないかってことだよ」

「男がこんだけいるんだから、俺たちだけで大丈夫」

「邪険にしてるわけじゃないからな？誤解するなよ？」

「うん…」


こうして私はとぼとぼと料理チームの下へ


「ほらね？だから言ったでしょ。
Aは私の傍で私の応援してて」

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