Two flowers４

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ゲームをしたり
カラオケをしたり

思い思いに楽しむメンバーたち


私はソファに座って
そんなメンバーたちを鑑賞中



「ホシヒョン、ビール飲みながら歌ってるㅋㅋ」

「そのうち泣き出すんじゃないか？」

「ふふ」


あんなに声張って喉を痛めないといいけど


「お、ミョンホだ」

「うん？」

「もうすぐ全員揃うね」


外に向かって手を振るジフニ

私も窓の傍に近づいて、駐車場にいるハオちゃんに手を振り返した


「A〜！」

「あれ？ジス、いつの間に」

「会いたかったよ〜A〜」


ぎゅううううと思いきり私に抱きつくジス


一緒に来たはずのメンバーはまだ外にいるのに、一体どんな速さで駆け上がって来たんだろう


「ジスは本当にAのことが大好きなんだね」

「当然！」

「依存症なんだよ、こいつ」

「何よジフン。文句ある？」

「事実を言ったまでだ」

「いちいち言い方に棘があんのよ！」

「こらこら。喧嘩しないの」

「むー」

「荷物置きに行こう？私たちの部屋はあっち」


階段を上り

一番奥の部屋まで案内する


「綺麗だね。いい感じ」

「ね」

「なんかA眠そう。疲れた？」

「ううん。ちょっとお酒飲んだから」

「え！もう飲んだの？」

「ここに来る途中でご飯食べたんだけど、そのときにオッパたちが飲みなって言ってくれて」

「そうなんだ。

え〜私も飲みたい」


予想通り
ジスが乗ってた車のメンバーたちは、お酒を飲まずに来たらしい


「今から飲んで大丈夫？ジスはペースが速いから」

「平気平気！今日は泊まって行くわけだし」

「うーん…」


だからこそ心配っていうのもあるけど


「冷蔵庫にお酒入ってるかな？」

「あ、さっきドギョムたち飲んでたかも」

「ほんと？わーい。行ってみよ」


小走りで部屋を出て行くジス


止めても無駄だろうなぁ

なんて思いながら、後を追いかけた









.







.







.






「わー！」

「ジス！もうボール触るな」

「だって、こっちに来たから！」

「すぐに避けろ」

「私だって足球やりたい！！」

「下手なくせにやる気出すな」

「何よー！ちっちゃいくせに！」

「関係ないだろ」



みんなで外に出て足球を始めたけれど

スポーツ(特に球技)が苦手なジスは、ボールに触る度失敗して
いつも通りジフンと口論になる



「はいはい、そっちチームは罰ゲームですよ」

「飲んでくださいね」

「これ何？」

「ホワイトリカー」

「美味しいの？」

「さあ？」

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