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「ふっ、ハンソラとばっちりうけてる」
今度は眼鏡をかけて片手に本を持った
完全オフモードのAヒョンが笑いながら現れた。
眼鏡姿はかなりレアだ。
とばっちりっていうか
今のは全面的にこいつが悪いと思うんですけど？？？？？？
SG「Aヒョンは呑気すぎじゃないですか？」
「いやぁ、なんか懐かしいなと思ってさ」
まだバチバチに火花がちってる2人の間を
なんでもないように、はいはい邪魔だよーなんていいながら通り抜けて
目の前に座るヒョンのメンタルはいったいどうなっているのだろう。
VN「懐かしい？」
「おー。覚えてない？あいつら練習生の時も大喧嘩したじゃん。」
VN「そうだっけ？」
「今みたいに掃除するしないのことで、1時間半くらい言い合いしてさ。
ジョンハンなんて叫びすぎて声出なくなってたもんなー」
話しながらくすくす笑ってるから
本人的には面白い出来事として覚えてるんだろうけど
こちとら絶賛喧嘩(？)中の2人を目の前にひやひやだ。
JH「っおま、そんな昔のこと掘り返すなって！？」
「ほんの数年前だろー？
かわいいなぁハニは。」
JH「なんでそんな細かいこと覚えてるんだよ…いつも大事なこと忘れるくせに」
「えー？そう？結構覚えてるよ？」
JH「お前の結構は結構じゃない」
「あ、そうだ」
JH「…なんだよ」
「これ、最近よく買うんだけど
クッキー。たべる？」
JH「はぁ？」
「美味しいよ」
突然のクッキーに、あの！あの、ユンジョンハンも意気消沈したのか
大きなため息をついてどかっとソファに座って
しっかりクッキーを口に運んでいた
え、切り替え早くない？
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作者名：沖田 | 作成日時：2020年11月23日 2時
