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「基本的に朝起きてから寝る前までずっとつけてるんだけど、どうしようもなく乾く時があるんだよ。
その時はメガネ」
JS「あぁ、そういう基準だったんだ」
「そこで思ったんだ。
こいつにも機嫌があるんじゃないかって」
HS「なんて？」
JS「さぁ。疲れてるんじゃない？」
「今日は機嫌が悪いから、Aの目には入りたくないよ〜」
MG「うわっ、その声どこから出てるの」
「今日はなぁーんの抵抗もなくいけるぜ！なぜならいまの俺は絶好調だからー！」
高い声を出したかと思えば、今度は低い声。
いやAヒョンの声質的にすごい低いって訳じゃないけど
どうやら本格的におかしくなってしまったみたい。
コンタクト入らないのって、普段はスっとできてる人からしたらストレスなんだろうなぁ。
HS「不安定にも程がある」
JS「すごいね。僕Aがこんなに芸達者だなんて知らなかった」
「シュアのそれは褒めてないな」
MG「それで今日は不機嫌な日ってこと？
コンタクトが？」
「うん」
MG「そっか。はやく良くなるといいね」
まだAヒョンの奮闘は続きそうだ。
歯でも磨きながら待とう
でもそろそろ時間もあるし…
なんて考えていたらピリッとした空気を感じて横を見ると、顔はニコニコしたままのシュアヒョン。
これはやばい。
経験上このニコニコ加減のヒョンは危ない
JS「…ところでさ」
「うわ…はい」
JS「早くしてもらわないと僕ら準備できないんだけどな」
「それに関しては申し訳ない気持ちでいっぱいです」
JS「コンタクトくんに伝えてくれる？君のせいで朝から洗面台に行列ができてるって」
「いやぁ、それがですね。
全く言うことを聞かないもんで。困ったちゃんだなー」
JS「…しょうがないなぁAは。
わかったよ、僕が入れてあげる」
「え、ちょっ、それ怖いって言ったばっかで、」
HS「…ミンギュ。シュアヒョンには逆らうな」
MG「とっくにわかってます、」
HS「あぁ。経験者か」
MG「思い出させないで！！」
HS「大丈夫。俺もだから」
MG「はぁ…」
今日また改めて朝のルールが決まった。
経験者達から語り継がれていくそれは、いずれ本人を除いた13人全員が体験することになるだろう。
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作者名：沖田 | 作成日時：2020年11月23日 2時
