こんなときは ページ44
WN side
扉が開く音に目線をうつす。
WZ「Aは？」
WN「ん？ああ、ここで寝てる。」
ちゃっかり腕枕までさせられて、すやすやと寝息を立てて寝ている。
WN「こいつなんかあった？」
そう言えば、はぁ、とため息をつきながらベットに腰掛ける。
WZ「、ヒョンと先に録音するって言ってあったんだけど、逃げたって連絡きてさ、、、」
WN「逃げた？2人が喧嘩なんてしないだろ？」
WZ「お菓子で釣っても無理だったって苦笑いされたし、、本当にこいつ、やりやがった」
WN「そんなふざけた話なのか」
さっきまでは割れ物を触るかのように触れていたが、今は状況が変わった。
遠慮なくガシガシと肩を揺すぶると大きく動く体。
さすがにこの反動なら嫌でも目が覚めてしまう。
WZ「ヤーお前、、、、、
事務所にいろって言ったよな。
ヒョンが居ないって言うから慌てて飛んできた」
YJ「…………、
えと、、オッパ居なかったから帰っていいかなって」
WZ「A。嘘は嫌いだ。さっき、話聞いたんだよ。
歌うの、、そんなに嫌か？＿＿＿＿＿＿」
沈黙した空間を打ち切る勇気が必要だ。
YJ「、、、今日は頑張っても声出なかったから……録音してもどうせボツになるだけだし…
＿＿＿＿＿意味ないじゃん」
WN「風邪？」
YJ「違うけど、、なんか好きじゃない声しか出ないから嫌になって、、納得出来なくて」
WZ「明日、ヒョンが会議で居ないから今日中に録音して確認作業もしたい。
俺も上手くまとめる自信ないから早く作業に入りたいんだよ」
YJ「……でも」
WZ「っ、、お前はプロだろ、、？そんなことでクヨクヨすんな、、
まだ声も枯れてる訳でもないのに、、
甘えるのもいい加減にしておけ」
YJ「……っ」
少し余裕が無いのかイライラしているウジと、強い言葉に思わず涙が零れてしまったAの間にいる俺はこの場に存在していない。
WZ「ヤー、泣くなよ……
お前なら出来るっていつも言ってるし、実際に上手くいってるだろ
落ち着いたら事務所来い。何回でもとり直すから、、頭冷やせ」
ウジはそう言い残し出ていった。状況に合わずパタンと優しく閉まる扉が妙に怖かった。
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
