嘘つき ページ11
YJ side
ぱっと目が覚めると、いつの間にか日が暮れていた。
少し軽くなった体に安堵して、部屋を出る。
明かりが灯るリビングに何だか泣きそうになった。
パソコンに向き合うホシオッパ。仕事をしている横顔だ。
ドアの開閉音で私の存在に気付く。
HS「目、覚めたか」
首を縦に降ると、こっちきなって手招きされる。
YJ「オッパ、ごめん」
いつの間にか膝の上が私の定位置。
腰を支えてくれる手が暖かくて心地いい。
HS「今、Aと踊る曲考えてた」
空いた手で、パソコンを指差す。
お気に入りリストに溜まっている曲を1曲1曲再生していく。
YJ「こんな曲調恥ずかしいんだけど」
HS「ヤー、セクシーユジョンやらなきゃだろ〜」
YJ「私、スカートで踊りたいの」
HS「だから最近私服でスカートとかワンピースとか着るようになったの？」
YJ「それもあるけど、前チャニが可愛いって言ってくれたから」
HS「マンネパワーかよ〜〜。てっきり、俺と踊りたいからアピールしてるのかと思ったわ」
YJ「今度、コンサートでやる？」
HS「Aがその気なら本気出す」
YJ「ほんとに？じゃあ真剣に曲決めなきゃだね」
HS「んー、なんかいいのあればな」
YJ「私、降りるよ？パソコンまだ見るでしょ？」
HS「ん、このままでいい」
ギューっと抱き枕かのようにしがみついてくるオッパ。
こんなの今までしなかったのに。
HS「何か飯食う？」
YJ「まだちょっとだけお腹痛いからやめとく」
HS「そういうのって病院行っても治らないの？」
YJ「どうせ毎月くるのに、お金の無駄だよ」
HS「薬買いに行かないとダメじゃん」
YJ「ん、そだけど。時間なかった」
HS「スングァナがめちゃくちゃ心配してるから、強がるのも程々にしてさ、ほんとの事言わないとな？」
YJ「スングァニ、ごめんね」
HS「ここにはいません」
YJ「帰ってきたらね」
HS「帰ってくるまで俺の膝〜」
YJ「オッパの方が甘え上手だよ」
HS「Aの調子いい時には負ける」
YJ「私、前に愛嬌だけでワンピース買ってもらった」
HS「クプスヒョン？」
YJ「ううん、ウォヌオッパ」
HS「ははは、アイツも結局Aに弱いからな！！」
YJ「ウォヌオッパ好きだよ〜愛してる〜」
HS「訳 ウォヌオッパ私の財布になってくれるよね〜？」
YJ「可哀想w w w w」
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
