15少年少女のある素敵な日 ( 3 )

暴露 ページ34

JH side



あれから真面目にルダの話を聞いた。

まあ俺たちはアイドルだけど所詮人間。

けど一緒に住んでた俺らでさえ気づかないほど隠して生きてた。



色々辛くて悩んだろ？…誰にも言えないもんな。


スンチョルだってそう。






何か俺らしくないことぐらい分かってるけどルダの前になるといつも考える。



さっきからずっと俺の胸でグズグズしてるルダ。
こんなのアイツらの前だったら絶対しないのに





「そろそろ泣きやめば？」








LD「我慢出来るならしてるってば！！


…勝手に流れてくるのが悪い、、

これ明日顔死ぬ…オッパに怒られるね。
ホテル戻れない…。」


「口だけは相変わらず動くんだな」


LD「うるさいなぁ…」





ちょっとルダの体を起こして顔を見ようとしたら、すぐに元の姿勢にもどされる。



「顔見ないでよ」


「え、それってもしかしてフリ？」



LD「もう、！怒るよ。嫌われてもいい？」


「ははは、！
ムキになるのやめてもらっていいですかお嬢さん」



LD「今はバトル気ないんだからさぁ…もっと優しくしてよ」


「いや、さっきからずっと抱きつかれたままなんですけど。これを我慢してる俺は優しくないんすか」



LD「いい匂いだよジョンハン。」



「は？なにそれ？(笑)

なんでそんな素直なの気持ち悪いわ」




LD「えー…最後の一言余計すぎ



でもね、今は頑張らないって決めたから

殻被ってないだけ」



「本当は甘えん坊の寂しがり屋だもんな。

素直になれたらの話だけど(笑)」




LD「分かってるんだったら助けてくれたらいいじゃん」




「だって気づいたらシュアが隣にいるだろ」



LD「ジスは最終兵器だよ。

優しすぎるもん！絶対馬鹿にしたりしないし、

泣いててもずっと頭撫でてくれるし、そのまま寝ちゃってもちゃんと布団まで運んでくれるよ」




「ヤー！俺は何もしない奴みたいに言うなよ〜」




LD「そんなことはない。


さっきの話はもうジョンハンにしか言わない。

もちろん他のメンバーにも今後言うつもりない。


って訳で、これからは私の秘密担当ね。


もしバラしたら即クビだよ(笑) 」



「責任重すぎだろ」



LD「じゃあ一生のお願いをここで使うことにする」



「そこまで言うなら分かった」


LD「お、めずらしい」



「たまには俺だって素直になるわ(笑)」




LD「ははは(笑)」





…

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