15少年少女のある素敵な日

空港ファッション ページ9

YJ side


車を降りてから合流した私たち。
スタッフに従いながら空港内に入っていく。




車を降りた瞬間から注ぐフラッシュとシャッター音。

自分ってアイドルなんだと実感する瞬間。




やっぱりCARATが気になるのは私服だよね！



私の今日のファッションポイントは白色のサロペットスカート！！


これはジュニオッパが、雑誌の撮影でこの服を着た時に買い取ってくれたもの。

お気に入りの服だし、いつか着ようと思ってたときに、ちょうど仕事が入ってたから早速着てみた！



JN「お！A〜〜！！それめっちゃ似合ってるよ〜」



「ほんとに？！ありがとう！」




他のメンバーも褒めてくれたし、気分が良くなった。




JN「やっぱりそれAに合ってるね。

プレゼントして良かった！」



横から声を掛けてきたオッパ

ありがとう〜って返すと優しく頭をポンポンしてくれた。




背が高くてかっこいいジュンオッパ。
まさにみんなが憧れるシチュエーション、！



それをCARATが逃すわけがなく、フラッシュ音が私たちに降り注ぐ。




恥ずかしいからやめてよっていうと「そんなこと思ってないくせに〜」って追いかけてくるから逃げてきた。



赤くなった顔を抑えようと思ってほっぺをペチペチしてたら、スーッと横にスングァナがきた。




いつものように手を握ってきたから握り返す。



やっぱり安心する同い年。



SG「Aぜったい迷子になるよ」



真顔で言ってくるから無言で手を握るのを強くした。やっぱり一言余計なんだよスングァン氏。



こいつマジ怪力ってハンソルに喋ってて本当に叩きたくなった。






…




SC「あいついつか人殴りそうで怖い」

マネ「そのとき止められるのお前ぐらいしかいないから本当に頼むわ」






私って何者。

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