15少年少女のある素敵な日

大喧嘩(？) ページ34

YJ side


ハンソルもディノもいつの間にか起きてて気づいたら、最後の最後まで寝てたスングァンと私。


ルダオンニが再び部屋に入ってきてわーわー怒ってるけど、寝起きでまったく頭に入ってこない。


それはスングァンも同じなようで。



LD「あと一時間後にマネオッパ来るから！！もう知らないよ！」




さすがにマズイねってリビングに移動する。





「スングァナとりあえず朝ごはん食べよ」


SG「言われなくてもそのつもり」



何でそんなツンツンしてるのって言うと、してないって。


「ウォヌオッパのとこに行ったから怒ってるの？」


SG「そんなことで怒ってるんじゃないって！！」


「じゃあ何で怒ってるの！！！！」



SG「Aが部屋に戻ってこないから普通に心配してたのにそっちは全然気にして無いからさ！！」



「はあ？！そんなの知らないし！！眠かったから覚えてない！じゃあ謝ればいいの！？！？？」



どんどん声が大きくなる2人


SG「その言い方腹立つ！！いつもAはすぐそうやって逃げるよね」


「逃げてなんかない！！！前は逆の立場だったじゃん！！３人で行こって言ってたのに、ハンソルと2人でこっそり内緒で遊びに行ったじゃん！！」


SG「それはもう謝った！！！！！昔のこと引っ張ってくるとかそれは無いよ！！今はAが何も言わなかったからでしょ！？！」


「スングァナ、しつこい！！」


SG「それはお前もだろ！？」


「黙ってよ！！！なんでそんなこと言われなきゃいけないの！？」


SG「それはこっちのセリフ！！！

あーあ、ヌナだったら落ち着いて僕の話聞いてくれるのにな！！！！」


「今、オンニ関係ないじゃん！！、！それならスングァンよりハンソルの方が落ち着いて話聞いてくれるわ！！！」


SG「あっそ！！じゃあもうこれからAの話聞いてあげない！！！！」


「こっちだって！！！！絶対スングァンの話なんか聞かない！！」






もはやなんで喧嘩してるのか分からくなってきた。



これは昔からで、お互いどうしても喧嘩の時は強く当たってしまう。



言われたら言い返す。


気を許してるからこそお互い些細なことでイライラして大喧嘩になる。


もはや友だちとの喧嘩というより、兄弟喧嘩みたいな。

いつもなら事が大きくなる前にハンソルが間に入って止めてくれるけど、たまたまいなかった。

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