15少年少女のある素敵な日

眠り姫 ページ27

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時計は深夜2時を回ったところ。


もうそろそろ帰って休めっていうマネヒョンからの指示で俺らは宿舎に戻ることになった。







MH「A！！！寝ちゃダメだってば！！！」


ペシペシAを叩いてるディエイ。

Aは床にうつ伏せになって寝てしまっている。



いつもなら練習終わったあともアイツが一番元気で俺にウザ絡みしてくるのにな、、



そんなことを思ってたら次はヌナがAを起こそうとしてる。



LD「ユジョナ！！宿舎戻るよ！！置いてくよ！！！！」


そういって結構な強さで揺さぶってるのにびくともしないA。


Aもなかなかの奴だなって。(笑)




「ヌナ。多分A起きない」



誰もが分かりきったことを伝えてあげたら、
困ったなーーって頭抱えてるヌナ。



「俺がおんぶして連れてく」



LD「本当にいいの？ウォヌの骨折れない？」



割とガチめに心配してくるから呆れる。



「ヌナ、俺だって男だから。それにこいつ軽いし。」




LD「ごめんごめん(笑)じゃあよろしくね。

先にディノちゃん連れて帰るから。」



DN「ヌナ〜子供扱いしないでください」



LD「はいはい。分かったから。さあ帰ろ。」



２人のやり取り耳に入れながら、目の前に横たわるユジョンをじっと見てた。


こいつも寝てたら静かで可愛いのにな。
(褒めてるのか貶してるのか)



背中におぶると首に寝息があたるからくすぐったい。


さっきまでいたメンバーも俺がユジョンをおぶる様子を見て帰っていった。




まあゆっくり帰ろう。


事務所を出るとすぐに凍りつくような空気が俺とAをまとった。

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