15少年少女のある素敵な日

帰り道。 ページ21

WZ side

あっという間に終わってしまったMAMA。

すでに帰りの飛行機の中で、今まで起きたことすべてが夢みたいな、そんな不思議な感覚がずっと続いた。



スケールの大きさ、オーラが凄すぎる先輩たち、レベルの違うパフォーマンス。



すべてのものに刺激された新人グループの俺たちは、

もっと上を目指そう、CARATにいいものを見せれるように頑張ろうなって、新しい目標も見つかった。




俺も韓国に帰ったらまた次のアルバムのカムバックに向けて作業に取りかかるつもりでいる。




ふと横をみるとスヤスヤと寝息を立てながら眠るA。

飛行機怖い！寝れない！って散々騒いでたくせに(笑)



何も気にならないぐらいコイツも相当疲れてんだなって頭を撫でてやる。




俺が曲作りに対する期待を感じてるように、それ以上にユジョンも色んなプレッシャーを抱えてるよな___






普段は、俺が厳しいことを言っても歯を食いしばっ
て耐えているA。


もっと頑張らなきゃ、自分なら出来る。

そういってあいつは努力してきた。

努力したからこそ、今のSEVENTEEN、ユジョンがいる。



俺もその姿に何度も励まされた。
たまには褒めてやらなきゃ駄目だなって、そう思う。口に出していうのはなんか恥ずかしいから言わないけど。(笑)





何故か起きてたスニョンも、



HS「こいつのパフォーマンスはなんか、なんかすごい。」



「お前語彙力なさすぎw w w w」



うまく言葉に出来てないからそれを笑うと、

ウザ絡みしてきたスニョン。


「分かった、分かったからやめろって、(笑)」




HS「ジフナ！！！お前次馬鹿にしたら許さないからな」

その10時10分の目で睨まれてもな。(笑)



Aをぼーっと見つめてたらあっという間に母国に到着。





お疲れ様。

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