15少年少女のある素敵な日

宿舎で準備 ページ3

YJ side


SG「あんにょーん！CARATのみなさん」



カメラにブンブンと手を振るスングァンをぼーっと見つめる私。




SG「順番に回っていたカメラがついに僕達の部屋に届きました〜」



そう言いながらぐるっと部屋全体を映し始める。


韓国音楽界最大級の授賞式MAMAに出演するために
明日香港に向かう私たちは、宿舎での様子を撮影するようにと頼まれている。






黙々と準備してるハンソルとディノ。






DN「ヒョン！まだ片付けてないのであんまり映さないでくださいよ〜」






そこまで広くない部屋の床にはキャリーバックの中身が散乱している




私もはやく準備しないとな〜


もはやどこから手をつけたらいいのか分からない。
頭を抱えながら、ぶつぶつと独り言を喋ってる私。



重い腰をあげて荷物をまとめてると、ついに私の元にやって来たスングァン。





SG「みなさん〜さっきクプスヒョンに布団ひっくり返されて絶賛不機嫌のユジョンです〜」



そう言いケラケラ笑いながら私を映すから余計に腹が立つ。



YJ「スングァンも人のこと言ってないではやく荷物まとめたら？？？」



ヨジャマンネなのにもっと可愛いコメントできないの〜？？って煽ってくるからもう黙る。




明らか態度が悪くなる私にさすがにスングァンも焦ったのか、ぼのに〜♡って逃げようとする。





別に不機嫌とかじゃないのに！

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