15少年少女のある素敵な日

香港での夜 ページ18

YJ side

部屋の中で自分の荷物を整理しつつ休憩する。



持ってきたお菓子を食べようよってオンニを誘うと案外乗り気で笑った。


「実はオンニも食べたかったんでしょ」


LD「Aじゃないからそれは無いわ。てか全部没収したはずだったのにどこから持ってきたの！」


って言い訳しながら怒り出したのがなかなか面白かった。



…


突然オンニの携帯が鳴った。



オンニがちょっと待ってて、と電話を取りに行った。




LD「今からご飯食べに行くらしいから廊下に集合ってスンチョルが言ってる」




その言葉を聞いてからお化粧をササッと直して、慌てて廊下に出ると、


スニョンオッパがマジ腹減ったわーーーーってロビーのソファー項垂れてるところに遭遇。



Aも一緒に座ろうって誘われたけどスルーしてジュニオッパの方に向かった。


JN「今日はしゃぶしゃぶだよ〜今から予約の電話するからね」


そう言って流暢に中国語を話し始めたからかっこよすぎて思わず抱きついた。



中国語でざーーーっと書かれていくメモをひたすら追いかけてたら誰かに名前を呼ばれる。


振り返ってみたらディエイオッパで。

名残惜しくジュニオッパの元から離れると、
ディエイオッパにまたすぐに抱きしめられる。


思わず回ってきた腕に自分の手を絡めると満足そうにしてて何か可愛くてキュンときた。





MH「A〜今日もお疲れ様〜〜〜」

そう言いながらユラユラ揺れ出すから楽しくなっちゃってひたすら2人で笑ってた。



準備出来たよ〜というジュニオッパの声でゾロゾロと動き出す15人。





お店まで向かう道で、

SG「今日はたくさん食べます〜♪」


裏側カメラにそうコメントしてるのを見て、私もすかさずカメラに向かってたくさん食べますと宣言しておいた。

仲良く歩いてると見えてきたお店。

店員さんと話す中華組が頼もしくてひたすらカッコイイ〜って褒めてるオンニ。





なによりも本当にマネオッパが夕飯をご馳走様してくれてみんなで喜んだ。



お前らやっぱり人数多いわ…明日の授賞式頑張れよってガッツポーズしてくれるマネオッパの優しさにまたみんなの笑顔がこぼれた。

香港での夜→←98line

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す