15少年少女のある素敵な日

98line ページ17

YJ side


ホテルに向かう道中、ずっと隣にはスングァンとハンソルがいた。



オンニが3人と乗りたいってこっそりマネオッパに言ってるのを見て、それがなんか羨ましかったから。




ずっと私にもたれかかってるスングァン。

わざとだよね。

ごめんねの意味も込めて手を握る。






SG「Aさ…いつか消えちゃいそうで怖い」




そう言ってギューってしてくる。潰れそうなくらい。



「ごめんね。」




珍しく素直な私に、それはなんかAらしくない〜って


ほっぺたつねってくるけど今日は許す。



…




VN「A」


反対側の手を握ってきたバノニ。




ん？と思ってたら_____




VN「次は早めに、俺らでいいから相談して」


照れ隠しなのか私を見ないで、前の方を見つめてるハンソルが隣にいた。



ハンソリ〜って泣き真似をしたら、



また一人でコソコソ泣いてたらダメだからなっていきなりお兄さんぶってきた。





ハンソルのくせに〜ってスングァンと笑ってたらいつの間にかホテルに着いてた。


そのまま部屋に入っていくと、スタッフからの指示でみんなが動き出す。




私は急いでオンニの背中を探した。

香港での夜→←95line

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す