15少年少女のある素敵な日

リハ会場 ページ13

YJ side


やっぱり飛行機で騒ぎすぎたのか、
眠たくなっちゃってウジオッパの肩を無断で借りていつの間にか寝てた私。


この車にオッパたち乗ってなくて良かった。


目覚めたらもうすでにそこはリハ会場だった。



WZ「お前寝すぎ」


そう言ってデコピンされた。無駄に痛かった。

反論もできないし、どうしようもない。


「移動しますよ〜」と現地スタッフさんから声が掛かったから慌てて体を動かす。



車を降りたら横にスングァンが寄ってきた。


SG「Aしんどいの？」


え、？！しんどくないです…？

お互い頭の中がハテナ。



あ、スングァン爆睡してたから私が騒いでたの知らなかったんだと1人で問題解決。


「ちょっと飛行機で遊びすぎて疲れちゃっただけ。これ言ったらオッパに怒られるから内緒でよろしく。」


SG「急に寝始めたからびっくりした」

「ごめんごめん。つい我慢出来なくて…」



…


他のメンバーとも合流して、挨拶しに楽屋を回るとリーダーからの指示で私はオンニの横に並んだ。



「オンニ、今日なんか背高い」

心の中の声がつい出てしまった。



LD「ヒール履いてるからね。

たぶんレッドカーペットのとき衣装ドレスらしいからユジョナも明日履くと思うよ。

なんかこういう改まった感じ緊張するよね〜

未だに慣れないんだけど(笑)」




はぁ…ドレスか、、私似合うのかな。。



改めてSEVENTEENでいる自分が不思議だった。



こんな大きい舞台に出て良いの？ってなるし


ダンスしか取得のない私が世間にどう思われてるのか一気に不安になった。



ダンスが無くなったらどうしようって____



こうやってふとした瞬間に気分が沈んじゃうのはいつもの癖で目頭が熱くなる。

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