警戒心 ページ10
LD「スンチョラ〜ちょっとこっちきて」
SC「何」
LD「手届かない」
SC「どこ」
目の前に現れたのはワンピースを身にまとった姿。
振り返ると背中のボタンが止められないと。
SC「俺に何させるつもりなんだよ」
無防備すぎる姿に頭を抱えるスンチョル。
LD「スンチョルにしか頼めなかった」
SC「ヤー、そういえば喜ぶと思って言ってるんだろ、笑」
LD「ばれた?」
SC「騙されないからな」
LD「でも可愛いでしょこの下着」
SC「はいはい」
LD「選んだの誰よ」
SC「え? 、、あ〜、あの時のか」
白々しいスンチョルと、可愛いと言わせたいルダの攻防戦
LD「やなスンチョル出てるよ。早く言いなさい」
SC「はぁ、、笑」
LD「私を選んでおいて?」
SC「だから、、、俺はいつでも可愛いって言ってるだろ」
LD「キャー!最高!」
SC「あーあ嫌だ俺帰る」
LD「大丈夫。ここ家だから」
SC「もう用は済んだだろ」
LD「うん、ありがとね」
SC「今日は何、俺に内緒で遊びに行くのか?」
LD「違う、会食だよ」
SC「まさか、あのPDとの?断れって言ったよな」
LD「断れるなら断ってる。無職になりたいの?笑」
SC「この前のこともあるし、ただお前に近付きたいだけってこともあるじゃん」
しょぼん、と効果音が聞こえてきそうなぐらい負のオーラをまとっているスンチョル。
LD「副社長もいるよ」
SC「ヒョンはルダと話したいだけ」
LD「私が会いに行かないからね」
SC「下まで送ってく、」
LD「も〜、」
あからさまに拗ねている彼が傍から離れずに着いてくる。
……
JH「あーあ、今からこいつの機嫌と付き合えって?」
LD「頼んだよ。日付変わるまでには戻ってくる予定だから」
SC「何だよ、2人揃って」
JH「お土産よろしく」
LD「うん」
JH「リップ持った?」
LD「あ、そうだ。違うバッグに入れてたんだった」
JH「いつも言ってるのに」
JS「よかったまだ居た。これいつものポーチ。忘れてない?」
LD「うそ、これもじゃん。今日不注意すぎる、笑」
SC「ヤー、絶対やらかすなよ」
JS「あんまり愛嬌振り撒かなくていいし、正直そういうのはルダの役割じゃないからね」
JH「w w w ww こいつが一番怖いんだったわ」
LD「分かった分かった、笑 じゃあ、行ってくるね」
SC「だから、下までついて行くって、!」
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作者名:CARATN | 作成日時:2022年3月21日 7時