検索窓
今日:6 hit、昨日:21 hit、合計:114,316 hit

無理禁物 ページ7

練習の休憩時間。





ワーワーと携帯を囲み盛り上がっているメンバー達。

何をしているのか気になって、覗き込んでみるとR指定されている流行りのゾンビ映画。


溢れかえる血や凶器、グロテスクで刺激が強すぎるその画面が見えて一瞬で引き下がる。



DK「うわっ!!!!!!!」


MH「その声の方が怖いって、笑」




たったの一瞬が、頭からこびりついて離れない。


笑い声がどんどん遠のいていく。眠気のような、あたり一面にモヤのかかるような感覚。



大きく深呼吸して、何とか落ち着かせようとするけれど余計に不自然な呼吸になる。




どうしよう、倒れる、倒れる。頭の中でぐるぐると回り始める。


ギリギリの状態で椅子に座ろうと、動き始めた時ガクッと足に力が入らなくなる




JH「待って、」



様子がおかしい自分に気づいたジョンハン。


ガシッと腕を掴まれるが、耳鳴りと目眩で上手く体を支えられず脱力してしまう。




JH「A」




倦怠感でろくに話せず、周囲が慌てているのを頭の中でぼーっと見ているような感覚が続く。



ぐらぐらと揺れる視界、耳を押さえてもたれかかった。




JH「大丈夫大丈夫」


目を見ると落ち着かせるように頭を撫でてくれる。




JH「もう横になったから倒れないよ。」




唇が真っ青になっているユジョン。
優しく入ってくる言葉に焦る気持ちは落ち着いていく。




YJ「……」






JH「力抜いて…息止めてない?」





心配をかけたくなくてすぐに頷く




JH「体は嘘つかないよ」





YJ「大丈夫」



JH「うん」



YJ「もう、、、動ける。」



少し軽くなった体。どうしてもこの状況に耐えられなくて腕の中から抜け出そうとすると怒られる。






SG「Aまだ寝てなきゃ、ヒョンの話聞いて」



混乱しているユジョン。諭されてようやく落ち着いた。



…………

長い一日も終わりを迎える



JH「A、この前こうなった時どうしろって言われたの?」




YJ「お水飲んで、ちゃんと寝て、、ストレスがかからないようにする」




JH「今日はどうだった?」




YJ「、、ゾンビが」



JH「見る前の話」





YJ「、、寝てない」




JH「そりゃあ、体もびっくりするよ」



YJ「オッパこそ寝ないの?いつもすぐ部屋に戻るのに」



JH「オッパだってこんな日もあるんだよ」


YJ「私が寝たら寝る?」


JH「うん」

YJ「じゃあ寝ない〜」


JH「ふ〜ん。クプス呼ぼうか?」





YJ「おやすみなさい〜♡」

寝坊の理由→←わだかまり



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (182 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1709人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , 紅一点   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:CARATN | 作成日時:2022年3月21日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。