明日も。 ページ27
YJ「……」
MG「早くホテル戻ろ」
コンサートも終わり、周りが慌ただしく支度をしている中、広い楽屋のソファーで完全に重力に負け切ったヨジャマンネ。
YJ「1回座っちゃったから」
MG「はいはい、始まったよ」
MH「Aの荷物は?ここに全部入れたの?」
YJ「入れた」
MG「じゃあこのまま連れてこ、笑」
手慣れた動きでミンギュの背中にしがみつく。
MH「これいつまでやるの」
YJ「オッパ達が私を置いていくまで」
MG「はぁ〜、笑」
完全に甘えん坊モードに入ってしまっているユジョン。
DK「あの子、また歩いてないわ」
VN「化石が動いたね」
YJ「オンニは?」
DN「はるか前にヒョン達と帰ったよ」
YJ「怒ってる?」
DN「今更何を???」
DK「w w w w 」
………
YJ「…」
DN「最近調子悪いのは知ってるから、でも早く修正しないと怪我する。そこだけが心配」
今回のルームメイトはディノ。中々時間の取れない中で、ストイックなモードに入っている時はこうなる。
YJ「……」
DN「もう全部言いなよ」
その言葉で蛇口を緩めるように言葉が少しずつ出始める。
DN「涙出てる、」
YJ「だって、、涙」
DN「もう〜、笑」
YJ「誰のせい、!涙」
ん、と大きく手を広げて誘うとスグに飛び込んでくるヨジャマンネ
DN「ちょっと、!鼻水は垂らさないでよ?!?」
YJ「酷い」
DN「冗談だよ、笑」
そのあと必ずぎゅうっと抱きしめてくれるのは彼の優しさだ。
DN「うん、やっぱりこのままでいい…変わらなくていい」
YJ「え?」
DN「いや、、そんなに心配しなくていいよ、明日もう1回確認するから」
YJ「うん」
返事すると、月明かりだけが差し込む部屋の中に2人の声だけが響く。
DN「何か隣の部屋騒がしくない?」
YJ「LIVEしてんじゃない?」
DN「絶対行っちゃダメなやつ」
YJ「こんな顔で外出れないよ」
DN「明日怒られるね」
YJ「チャニに泣かされたって言う」
DN「小学生じゃないんだから」
YJ「……ごめんねいつも、、愚痴ばっか聞かせてさ」
DN「うん、早く涙拭いて寝な、笑」
YJ「ふっ、笑」
DN「おやすみ。明日も頑張ろ。」
YJ「チャニ、」
DN「ん?」
YJ「あともうちょっとだけ」
彼の胸に身を預けて、力を抜けばまた0からスタートできる。
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作者名:CARATN | 作成日時:2022年3月21日 7時