警戒心 ページ12
朝。体の重だるさをおぼえながらゆっくり起き上がる。
LD「はぁ、、私ちゃんと帰れたんだね、」
JH「お?生きてるじゃん」
顔は見えないけれど違うベッドから声が聞こえる。
LD「、おはよ、、昨日は色々ありがと」
JH「無事?で何より」
LD「ナイトブラもキャップも付けてるし、顔も乾燥してないし、着圧も、、、私天才なのかな……」
JH「さあそれはどうかな」
JS「記憶無くなるぐらい飲んだわけ?コントロールできるでしょ」
LD「もー、、起きてたの?朝から説教やめてよね」
JH「……まじ何も起こってないんだよな」
LD「ヤー、疑うの?ただ向こうの話に合わせて、次の仕事の話して、、
なんせ副社長様が居るんだからね、うん。」
JS「帰りは別でしょ?」
LD「もちろん。わざわざ予約してくれてたしタクシー代までさ、、ほんとにプレディスの箱入り娘だよ」
JS「当たり前」
(実はそうするように圧をかけていた人)
LD「またみんなで外に呑みに行こ?やっぱり気使わなくていい方が美味しいし」
JH「それよりスンチョルどうにかして。面倒くさい」
LD「もう既にガッチリ腕回されて動けないんですけど」
JS「朝から暑苦しいよ、まったく」
LD「何しても起きないもん。時間かかるやつ」
JH「先、朝ご飯食べてくる」
JS「迎えの時間までには何とかしなよ」
………
LD「こら、スンチョル起きてるでしょ」
SC「……」
LD「ねぇ、、今日仕事じゃん」
SC「あー、うん」
LD「準備しないと」
SC「あと5分」
LD「えぇ」
SC「何時間も待ってたわけ」
LD「うん」
SC「ルダの分の仕事も片付けてきた」
LD「え?何かあったっけ」
SC「ヒョンとの打ち合わせ1人だった」
LD「あ、昨日だったのか。完全任せっきりだった、ごめんね」
SC「……」
褒めてほしいんだろうと黙ってる姿が愛おしくて、
ほっぺたをつまむと大きなくりんとした目が私を捕える
LD「だからって勝手にベッド入ってきていいの?」
SC「先寝てたから」
ギューッと効果音が聞こえてきそうなぐらい密着する身体
LD「も〜、、力加減どうにかしてよ」
ジムじゃないんだから、と付け加えるルダ。
ムードもへったくれもない。
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作者名:CARATN | 作成日時:2022年3月21日 7時