再会のチャンスって突然来るもの ページ7
「嘘……ホントに……?」
立ち上がった彼は深くお辞儀をしてから
「ご迷惑をおかけして、すみませんでした…。
僕はキム・ミンギュと言います。
十年以上Aと離れていて、Aの居場所も知りませんでした。
今日、ここに来たのはたまたまで……
…彼女の指輪を見て、もしかしてと思って彼女の名前を呼びました……。
ごめんなさい、抱きついたのは再会出来たことが嬉しくて、です。」
少しずつ、でも確実に。
彼の言葉で確信に変わってゆく。
彼は、私の幼馴染
_________そして、初恋の人、
キム・ミンギュ、彼本人だと。
「抱きついたのは、向こう見ずな行動でした…」
「そっか。理解してくれたのなら良いよ。」
マスターはゆっくりと席を立つと、私の方へ振り向いた。
「感動の再会、のようだしね。」
私は今、どんな顔だったんだろう。
額をつたる雫とボヤケた視界越しに、私は
「やっと会えたっ……」
さっきの君と同じ言葉を呟いていたんだ。
441人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きう(プロフ) - ミウさん» ありがとうございます!頑張って更新します(*^_^*) (2019年1月26日 16時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ - 面白い!更新頑張ってくださいね! (2019年1月14日 23時) (レス) id: 155abc3e3a (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - いつの間にやら10,000hitを超えて、57位になって、お気に入りも212人の方が!!!評価も10です!!!皆様、ご愛読ありがとうございます!! (2019年1月14日 0時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - 一晩で3000hit行くとは思いませんでした…!!評価やお気に入り追加もありがとうございます:-) (2019年1月7日 13時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きう | 作成日時:2019年1月4日 22時