次は絶対に俺たちだからね？！ ページ21
_______結論から言えば、今、私はミンギュに詰め寄られている。
「ねー！！EXO先輩のライブ行ったのー？！うらやま……じゃなくて！！俺、悲しーんだけど！！」
「ハイハイ、ゴメンナサイー」
「誠意が感じられません！」
昨日のライブの後、すっかりミンギュのカトクの通知をオフにしたまま忘れていた私は『通知：214件』の文字を暫く見つめていた。
やっべぇ……
内心、とんでもなくヒヤヒヤしてミンギュとのトーク画面を見ると、嫁か！！！メンヘラ彼女か！！！みたいなトーク履歴がズラッッと並んでいた。
もう、冷や汗はマックスよ…
Aミンギュくーん…
そう送った瞬間に既読1の文字が浮かぶ、と同時に質問の嵐が返ってきた。
ミンギュやっと返事きた!ミンギュ心配したんだからね?ミンギュ今日、どこ行ってたの?ミンギュて言うか、誰と?ミンギュもう!返信遅いから、明日カフェ行く!!
返信遅いも何も…ミンギュ、君そこらのJKよりもタイピング早いじゃんて。私が遅いわけじゃないよって。
で。現在、この有様さ。
人の少ない夕方に荒々しくバイト先にやって来たミンギュは私にズンズンと迫ってきた。
今はカフェの壁際に追いやられて逃げ道は…、ない。
アイドルからの壁ドンじゃん〜〜〜♡♡キュン♡♡♡なんてなれるハズなく……
「キム・ミンギュさん？」
「だめ。」
「う゛……ハイ…」
隊長！！退路が絶たれました！！！
くっそぅ…、どうすべきか。A隊員、何か案は？
A隊長！リオンオンニに助けを求めましょう！！
そうだ！とリオンオンニを見ると、ファイトっ！と同情の目を向けられた。
はい、わかってた〜！
溜め息を吐くとまた視線を目前のミンギュに移した。ミンギュがキッと目を尖らせて、私の肩を持った。
「次から連絡を無視しない事！」
「…ハイ」
「ちゃんと質問には答える事！」
「ハイ」
「EXO先輩じゃなくて、俺たちのライブに来る事！」
「ハイ………、はい？え、それ必要？」
「必要！！」
んーーと？え？やっぱり最後のは関係なくない？？
「……その…嫌なんだよ…他のナムジャグループにハマるんなら、その前にSEVENTEENを好きになって……」
そんな弱気な声に驚いてミンギュの顔を見た。
「俺たちだけを見てよ」
真っ直ぐな視線と交わると、ぎゅ、と何かに胸を掴まれた。
その目は…反則でしょ？
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きう(プロフ) - ミウさん» ありがとうございます！頑張って更新します(*^_^*) (2019年1月26日 16時) (
レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ - 面白い！更新頑張ってくださいね！ (2019年1月14日 23時) (レス) id: 155abc3e3a (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - いつの間にやら10,000hitを超えて、57位になって、お気に入りも212人の方が！！！評価も10です！！！皆様、ご愛読ありがとうございます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - 一晩で3000hit行くとは思いませんでした…!!評価やお気に入り追加もありがとうございます:-) (2019年1月7日 13時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きう | 作成日時：2019年1月4日 22時
