会いたい人が居るって？ ページ15
有り難かったことに、この店にはギュリオンニ、リオンオンニ、私の店番と贔屓にしてもらっている老夫婦のお二人しか居なかった。
老夫婦の方々は何ら私達を気にせず、お茶をしている。
「ダメって訳じゃ……」
「へ！！？今日もミンギュくん来たの？！」
私よりもビックリしていたのがギュリオンニ。
「みたいです…」
「アンタが呼んだって訳じゃなさそうだし……はぁ…2度目にして既にキム・ミンギュという存在に慣れてる私が怖いわ……」
はぁ〜〜…と深ぁい溜息をついたオンニを見て、ミンギュはちょっとオロオロしてるみたい。
「？こっちのヌナ達は…」
「あぁ、こちらギュリオンニとリオンオンニ。うちのカフェの先輩」
「キム・ミンギュくん…よろしくね？」
「ミンギュくん、昨日はホントにAのことしか目に入ってなかったのね。…よろしく、あなたの1ファンよ」
その時、パァッとミンギュの顔が明るくなった。
顔で『やっほいー！！！』って語ってる感じ。
「え！！ギュリヌナってCARATなんですかぁー！…嬉しいなぁ」
「くっそ……ヌナキラーめ…可愛いな、おい。」
「お、オンニー…？」
オンニのキャラがブレてきてる気がする……。
「…で、2日も連続でどうしたの？芸能人だったら忙しいじゃない？」
そう、本題はソコ。
オンニも知ってる芸能人てことは、名前もそこそこ売れてる人だと思う。
そんな芸能人が暇なのかってくらいに同じカフェに2日も来たら不思議にもなる。
「そう言って、ホントは俺が来たこと嬉しいんでしょーー？？」
「……あ、ハイハイ。」
「ミンギュくんの絡みを受け流す人、アンタぐらいよ……」
受け流すと、オンニは白い目で見てくるし、ミンギュは釣れないなー…とシュンとしている。
「まぁ、実際はAに会いたいって人が居たんだよね〜…もうすぐ来るはず……」
言いかけたミンギュの後ろでドアのベルが来客を伝えた。
「いらっしゃっっ！！？？」
「へ？オンニ？？？」
ギュリオンニが奇声をあげるのと同時に2つの整った顔が見えた。
「君がミンギュの幼馴染さんかな？」
「え、は、はい」
「わっ！ヒョンが言ってた通りだ!!」
ミンギュの方を見ると、苦笑いをしながら2人を指した。
「こちら、俺のグループのジスヒョンとスングァンです……」
「俺の、グループ…？」
ニヤニヤしてんじゃねーよ-JH side-→←カフェ通いなんて暇なのか
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きう(プロフ) - ミウさん» ありがとうございます！頑張って更新します(*^_^*) (2019年1月26日 16時) (
レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ - 面白い！更新頑張ってくださいね！ (2019年1月14日 23時) (レス) id: 155abc3e3a (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - いつの間にやら10,000hitを超えて、57位になって、お気に入りも212人の方が！！！評価も10です！！！皆様、ご愛読ありがとうございます！！ (2019年1月14日 0時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
きう(プロフ) - 一晩で3000hit行くとは思いませんでした…!!評価やお気に入り追加もありがとうございます:-) (2019年1月7日 13時) (レス) id: fe1f1d3463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きう | 作成日時：2019年1月4日 22時
