バーノンと疑問 ページ25
バーノン視点
「ヒョン、どうだった？全部答えられました？」
「当たり前だろ。一番スムーズだったって言われたよ」
「本当に？同じ回答繰り返しませんでした？」
「ぜーんぜん、もしかしてスングァニはうまく答えられなかったの？」
「まさか、最高に面白いインタビューに仕上がったと思いますよ！」
「へえ、読むの楽しみだなぁ」
誇らしげに胸を張るスングァナを見て、Aがニコニコと微笑みかけた。
次に何か言われるとしたらオレだろうと踏んで知らん顔しようと思ったけど、実行する前にAと目が合ってしまう。
仕方ないからじっと視線を合わせると、Aが首を傾げた。
「ああ、なるほど……」
「Aヒョン？」
「さっきスングァンが言ってた『同じ回答繰り返して』ってやつ、ハンソラなんでしょ」
渋い顔で「うっ」と言葉をつまらせると、スングァンが演技掛かったように頬へ手を当てて、わざとらしく溜息をこぼす。
SG「そうなんですよ、Aヒョン……ボノニが……ええ、その通りです」
＿「どこからどこまで同じこと言ったの？」
VN「最初のクプスヒョンとハニヒョンの事はなんとか。それから段々何言って良いか分かんなくなってきちゃって」
＿「ちなみにオレのことはなんて？」
VN「いつも感謝してるって言ったよ、実際そうだし」
＿「オレはそれで嬉しいけどなぁ……」
SG「シュアヒョンとウジヒョンとホシヒョンとミョンホヒョンにも書いたみたいですけど？」
＿「お前は感謝する人が多いんだねぇ」
スングァニが上げた名前を聞いてAがくすくすと笑い始める。
だって誰を取ったって事実なんだ、仕方ないだろ。
SG「Aヒョンは？僕の事なんて書いてくれたんです？」
＿「内緒〜」
VN「オレは？」
＿「だから内緒だって」
SG「僕は『ヒョンは優しくて大好き！最高！』って言いましたよ」
＿「スングァニは相変わらずヒョンを転がすのが上手だね？」
SG「ヒョン、ここ暑くないですか？僕は喉が渇きました」
スングァニが手のひらでパタパタと仰ぐ仕草を見せると、Aが「ああもう、仕方ないなぁ〜」と笑いながら立ち上がる。
満更でもなさそうだけど。
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せの(プロフ) - ありさん» ぜひぜひ！ありがとうございます！頑張ります。 (2019年7月15日 9時) (
レス) id: 350915b2b6 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - お返事ありがとうございます！二次元にあまり詳しくないものである程度予習をしてから読ませて頂きます！ついに最終章といったところですね！頑張って下さい！！ (2019年7月12日 15時) (レス) id: ab6122f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ありさん» ありがとうございます！二次元の方から来たのでご期待に添えるか解りませんがプロフの方にURL張りました。お暇なときにどうぞ (2019年7月10日 19時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
あり(プロフ) - 今までに無いタイプのお話にリアルな描写がとても好きです!どんな結末を迎えるのか楽しみにしています(’-’*)因みにせのさんのTwitterやホームページはありませんか？(あまりに好きすぎて他のお話があれば読んでみたいのですが...) (2019年7月10日 14時) (レス) id: ab6122f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - あずささん» ありがとうございます！頑張りますね (2019年7月9日 8時) (レス) id: cda4c47062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年6月23日 0時
