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そしてやっぱり、Aはくるりと話を方向転換させた。
「スニョンが主人公だとしたら、シュアは教会の神父さんだね。死者蘇生してくれる」
「主人公ってそういう話だったの？」
「うん。上三人は三竦みの状態がいいから、スンチョルとハニは王様か魔王で」
「囚われのプリンセスが誰かによるんじゃないかな」
「それはディノ、マンネの宿命」
「そうするとやっぱり魔王はハニかな」
「意外性に乏しいけど、魔王の城でウリエギハラスメントしてそうだしね」
そう話していると、頭にタオルを乗せたディノが小走りでやって来た。
「ヒョン達シャワー浴びないの？」と言うディノの頭をAがタオル越しにごしごしと撫でつける。
＿「来たよ、囚われのお姫様が」
DN「……まさか僕の事じゃないですよね」
JS「いや、ディノがプリンセスなんだって」
DN「勘弁してくださいよ、何の話をしてるんですか」
Aが適当に説明すると、どことなく腑に落ちない顔をされてしまう。
わざとらしい呆れたような顔を作って、やれやれと肩をすくめるディノが口を開いた。
DN「お姫様は置いといて、肝心の主人公は誰なんですか？」
JS「ホシだって」
DN「ええ？ダメですよ、ホシヒョンって主人公にしては明るすぎるじゃないですか」
＿「明るいとダメなの？」
DN「こういうのは主人公に一種のカタルシスがないと……寡黙で実直そうな顔がいいですよ、ウォヌヒョンとか」
JS「ゲーム上手だもんね」
＿「たしかに……じゃあホシはウォヌの最初の仲間で」
DN「そうすると、ウジヒョンは中盤からの仲間ですね。途中で離脱するんですけど、ラスボス戦の危機的状況で颯爽と現れるタイプだと思います」
＿「それはかっこいいなぁ」
JS「チャニ、ジフナに対する信頼感がすごいね」
そう言うとチャニが「ふふん」と得意気に鼻を鳴らした。
それを面白そうにAが見つめる。
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せの(プロフ) - 奈子さん» ありがとうございます！ (2019年6月23日 0時) (
レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - いつきさん» ありがとうございます！ページの都合で一旦消したのですが、先程再投稿しました。お時間があるときにでも楽しんでいただけると嬉しいです。 (2019年6月23日 0時) (レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
奈子 - 評価一個じゃ足りないです、、！！！すごく大好きな作品です！！ (2019年6月22日 18時) (レス) id: a598e2ddc7 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - この小説の雰囲気がとても好きで、投稿されるのを楽しみに待っています。突然なのですが、今日出した続編は削除されてしまったのですか？スンチョルさんとの話はとても面白かったので少し残念です…これからも頑張って下さい！ (2019年6月22日 15時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - kinosuke20さん» 評価もコメントもありがとうございました。がんばります！ (2019年6月22日 10時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年6月6日 10時
