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MG「Aヒョン、どこからそんな未来を想像して……」

_「夢に出てきたんだよ、ミンギュすっごい怒ってた」

MG「ええ……」

MH「……もう、Aヒョンもそんな冗談言っちゃだめだよ。ミンギュ拗ねると面倒なんだから」

MG「ミョンホ!」

MH「こうなるでしょ?」

_「そうだねぇ」





ヒョンが笑う横顔を、ミンギュが口を結んで眺める。



「正夢にならないといいけど」と言うヒョンの声に首を振った。


そんな事が起きるはずなんてないのに。
この人はたまに突拍子のない事を言う時がある。




それがなんだかオレと、いやオレ達と少しズレているように感じてしまうのだ。
掴みどころもなければ、なんとなく収まりが悪い。

違和感を含ませた、しっくりと来ない空気を出す時がある。


しかも、年々それが顕著になっているようにも思う。




いつだったか、Aヒョンが「プロデューサーって少し高い場所からグループ全体を見渡すのが仕事らしいよ」と言っていた。


だからそう思うのかと自分を納得させていたけど、ウジヒョンからはそんなの感じないんだよなぁ……





MG「ヒョンは新しいものが嫌いなの?」

_「なんで?」

MG「だって物も買わないし、友達も作らないじゃん」

_「物はともかく交友関係は否定できないなぁ」

MH「そういえば昨日、ニュイのヒョン達が『またAと目が合わなかった』ってスンチョリヒョンと話してたの見たよ」

MG「え〜、まだそこともそんな感じなの?」

_「怒ってた?」

MH「全然、逆に楽しそうだったけど」

_「じゃあいっか」





そう流すように言うと、ミンギュが「よくないじゃん」とAヒョンの腕を強めに引っ張った。




嫌な予感がする。

ミンギュは夢中になると急に力加減が曖昧になる事がある。




おいおい、ヒョンはお前の半分以下しかないんだぞ。

ミンギュに「自分が今何をしてるか解っているのか?」と視線を投げるけど、こういう時は大抵気付いてくれない。


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せの(プロフ) - 奈子さん» ありがとうございます! (2019年6月23日 0時) (レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - いつきさん» ありがとうございます!ページの都合で一旦消したのですが、先程再投稿しました。お時間があるときにでも楽しんでいただけると嬉しいです。 (2019年6月23日 0時) (レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
奈子 - 評価一個じゃ足りないです、、!!!すごく大好きな作品です!! (2019年6月22日 18時) (レス) id: a598e2ddc7 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - この小説の雰囲気がとても好きで、投稿されるのを楽しみに待っています。突然なのですが、今日出した続編は削除されてしまったのですか?スンチョルさんとの話はとても面白かったので少し残念です…これからも頑張って下さい! (2019年6月22日 15時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - kinosuke20さん» 評価もコメントもありがとうございました。がんばります! (2019年6月22日 10時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せの | 作成日時:2019年6月6日 10時

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