男装生活とその日常について２ (ページ31)

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DK「あれ？Aヒョンどうしたの？」

JN「死んでるんだって」

MH「ヒョンどこか痛い？」

＿「腰が……」

MH「ああ、ご愁傷様……」

HS「お前先週も腰やってなかった？」

＿「アレとはまたちょっと違うやつで……」

DK「Aヒョン、腰に二つも爆弾抱えてるってこと？」

JN「前世でいったいどんな悪い事したの？」

Aと同じく、腰を痛めた経験のあるミョンホが「腰はヤバいよね」と気の毒そうな顔をする。

＿「痛み止め……飲んだから……効くまで……見学で……」

DK「死なないで、Aヒョン……！」

JN「A……！」

＿「スニョン……あとはよろしく……」

HS「お前の代役はダンサーさんに立てるからいいよ、休んでろ」

顔色の悪いAが親指を立ててまた床に顔を伏せると、ソクミナによる即興ミュージカルが始まる。

Aは身体を丸めたまま、ソクミナをボーっと眺めていた。
ミョンホはその光景にため息を吐き出す。

よりによってジュナがノリだしてAの身体を大きく揺さぶり始めると、時折呻き声が聞こえてきた。

「で、具合どうだ？」

全員集合して始めた練習も一段落した。

オレの作ったダンス用ノートを難しい顔で眺めるAの前にしゃがみ込み、水が入ったペットボトルを目の前にお供えしてみる。

「ありがとう」と笑う顔はさっきより断然いい。

Aの隣に座るウォヌが「スニョン、気が利くな」と奪ってキャップを捻った。
お前にやったわけじゃないんだけどな。

手で汗を拭うと、Aがオレにタオルを渡してくれる。

＿「薬の力は偉大だなと感動してるところ」

HS「でもお前今日は休んでろよ。薬で痛み散らしても悪い箇所が治ったわけじゃないんだからな」

＿「んー」

HS「さっきの曲もそうだけど、今日練習する曲お前と振り入れしたやつだから大丈夫だと思う。全体通すまでに治してくれれば……つっても明日からやるけど」

WN「げっ」

＿「明日ならなんとか」

HS「お前の腰は一日で治るようなもんなのかよ」

＿「だから種類が違うんだって、これは身体の調子の問題」

WN「昨日から具合悪そうにしてたもんな」

＿「A……」

結局それじゃんか……と、窘めるようにAを睨むと、居心地が悪そうに目線を逸らす。

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