検索窓
今日:46 hit、昨日:130 hit、合計:874,169 hit

ページ3

.



その後も、朗らか……とは言い辛いけど、ジョンハニヒョンとシュアヒョンも終わり、Aの順番が回ってきた。


シュアヒョンからマイクが回ってきた隣のAが、こほんと一つ咳払いをした。
顔は強張っている。


書くのも苦手なら、聞くのも苦手なのか。

いつもどこか飄々としているAがこういう顔をするのは珍しいな、と見つめていると目があって、苦笑いを返された。





「緊張してる?」

「思ってたよりプレッシャーがすごい。ジュ二も明日になったらわかるよ」

「そうかなぁ」




会場内に「ヒョン達、お話する時はマイクを通してくださいね」とミンギュの声が響く。

モニターに映っていたのは自分たち二人で、笑いながら手を振ると歓声が上がる。





_「ジュ二と話し合っていたんですけど、もうここで終わりにしませんか?」





そう言うと客席からブーイングが聞こえる。

勝手に巻き込んできたAに指でバツ印を作ると、「ごめんね」と手を合わせて謝ってきた。




SG「Aヒョン、悪い事と良い事どっちから聞きたいですか?」

_「すべてお任せします」

SG「ずらっと見たんですけど、圧倒的に『95と96どっちなんだよ』と言う意見が多いですね」

HS「だろうな〜!」

MG「でしょうね!」

SG「『12月33日ですか、1月2日ですか』『あなたは95なのか96なのか、どっちなんですか』『早く96年組に帰ってね』これは誰かわかりますね」

MG「ええ」

SG「『オレ達の年代に戻って来られなくなっても知らんぞ』『きっとローリングペーパーで嫌と言うほど突っ込まれているであろうヒョン、12月33日が通るなら時空を超えて97年生まれもあり得るのでは?』あり得ますか?」

_「今日一番感動しました」





Aの満更でもない顔を見て、ソクミナが立ち上がって手を叩きながら笑う。


きっと彼が書いたのだろう。

ミンハオもAに向かって手招きしているのでそっちかもしれないけど。


.

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (723 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1617人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , 男装
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

せの(プロフ) - 月さん» ありがとうございます! (2019年5月15日 16時) (レス) id: 3e57787c43 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - なんか、言葉の使い方が素敵過ぎます。 (2019年5月14日 23時) (レス) id: 609dad9df5 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - 神田ニエル。さん» ありがとうございます! (2019年5月13日 15時) (レス) id: 3e57787c43 (このIDを非表示/違反報告)
神田ニエル。 - シュアと夢主ちゃんの関係が素敵で禿げますw (2019年5月12日 0時) (レス) id: 4450166156 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - rinさん» ありがとうございます! (2019年5月11日 14時) (レス) id: fc9298decc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:せの | 作成日時:2019年5月4日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。