［SEVENTEEN/男主] link part5

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KAY side







DK「ケイ！」

「ソクミナ」




午前中の授業が終わり

ソクミンが教室に迎えにきた。



すこし大げさにまかれた

左手の包帯をみたソクミンは

口をへの字に曲げた。




DK「ケイぃぃぃ…それどうすんの…ㅠㅠ
　 大丈夫なの？痛くない？
　 痛くないわけないよね…」

「大丈夫だよ、少ししか切れてなかったから」

DK「でも痛いじゃん！！」

「あーケンチャナ〜！」

DK「もう…」



JHY「ケイ、…また今度ね」


DK「あ、…」

「…ふふ、うん。またね」

DK「ん？…ん？」






きょろきょろと

僕とジンヒョンを交互に見るソクミンをよそに

ばいばい、と交わして

教室をでた。




ずっと悩んでたもやもやが晴れて

すこしすっきりした。






昔の虐待を受けていた頃の記憶が

フラッシュバックしたせいで

苦しくて、辛くて

しんどかったけど



僕には家族がいると思えば

心が落ち着いた。




過去と今を割り切れるようになれたのが

わかってよかった。




まだまだ時間はかかるだろうけど

いつか僕も、メンバーにすべてを話して

過去の自分と

さよならができたら、いいな。






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SC「ケイ、おまえ何考えてるんだよ！
　 活動期間にそんな怪我作って！」

「すみません…」

JS「貧血気味だったのに血流すとか
　 バカなの？」

「うっ」

SC「サイン会もまだいっぱいあるんだぞ？」

「…すみません」

JS「もっと自分の体を大事にしなさい。」

「はい…」

JH「もうしばらくは俺と一緒に生活すること！」

「はい……、え？」

JH「その手じゃなにもできないだろ！パボ！」

「いや、だいじょうぶ…」

JS「ダメ。」

「う…」





控室でみんなに事の経緯を話すと

めちゃくちゃ怒られた。


特に95のヒョンたちに…。






MG「なんで怒られてんの？」

WN「手のひらに切り傷つくったらしい」

WZ「心配ばかりかけるなあいつは」

DK「まじで怖かったんだよ‥」

T8「ぱぼだね」



JN「でも、ケイいい顔になった」

VN「そうだね」








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