［SEVENTEEN/男主] link part5

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HOSHI side







HS「ケイ、それ…」

「…うん」

HS「…大丈夫。気にしなくていい。」





練習を終え、帰宅して

お風呂の順番を待っている間。



部屋の隅で

明るく光るスマホを見ながらたたずむケイ。



手元を見ると

大量の悪口であふれていた。




あまりにもひどくて

無表情ながらもすこし悲しそうなケイを

見ていられなくて

スマホを奪ってトークを消した。





「スニョイヒョン…」

HS「こんなひどい奴に
　 振り回される必要なんてないよ…。」




驚いた表情を見せるケイを

ぎゅっと抱きしめて

背中をとんとんと優しくたたく。



久しぶりにじっくり向き合う気がして

愛おしくて、申し訳なくて。

ぎゅうっと腕に力を入れた。






「ひょん…くるしいよ、」

HS「…ごめんね、ほんとに」

「ヒョンは悪くないから…
　僕こそ、ごめんなさい」

HS「ありがと…。
　 新曲の振り、一緒に考えてくれる？」

「はい…！もちろん！」

HS「んふふ」

VN「…なにしてるんですか？」

「は、はんそら！」

HS「んふふ〜はんそらもぎゅー！！」

VN「暑い〜！！！」

「ふふ、ぎゅ〜」






ケンカや揉め事があっても

こうして壁を乗り越えて

絆が深まって


これからもずっと、そうしていくんだろうな

俺たち。

いいな、こういうの。









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次の日


いつもはまだ寝てるメンバーも

みんな起きてきて

学生組を見送る。



ケイが心配だからだ。



JH「なにかされそうになったら
　 そいつのことぼこぼこにしてやれ！」

JS「それは世間体が悪いから
　 逃げるんだよ」

JN「お菓子もってく？」

SC「ソクミナ、ケイのこと頼むぞ」

DK「ネ！かしこまりました！」

「ありがとうみんな、
　…もう大丈夫な気がする。
　がんばってきますね！」

HS「気を付けて、いってらっしゃいっ」

「「「いってらっしゃい」」」

「「いってきます！」」







昨日より晴れやかな顔で

出て行ったケイ。


安心した。




…よし、寝るか







MG「スングァナ〜！チャナ〜！
　 俺たちも行かなきゃ〜！」

SG「んーヒョン待って〜！」

DN「今いきます〜！」









リビングに戻ると

ソウル放送高校組がバタバタと準備していた。







SC「やー、もう電車の時間なんじゃないの？」

SG「す、すみません！！もう出ます！！」

SC「今日も遅刻すんのか？！」

MG「だ、大丈夫ですよまだ間に合います！！」

DN「いってきます！」






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