［SEVENTEEN/男主] link part5

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SEUNGKWAN side









真っ青な顔で横になるケイヒョンの

お腹をソクミニヒョンがめくると

痛々しい痕が広がっていた。



練習生になりたての頃

ケイヒョンと話すきっかけになった

出来事を思い出して

思わず泣いてしまった。




だって、あのヒョン

いつもこんなにやられても

無表情で…

当然のようにふるまってるから…。





「ごめんなさい…」





ケイヒョンはそうやって

いつもすぐ謝る。


自分のこと迷惑だって言ったり

ひとりにしないでって言ったり



自尊心がないというか…

僕たち、ケイヒョンのこと

大好きなんだよ？








「僕…誰かに頼るとか
　相談するとか…
　どうすればいいかわかんなくて…」

JS「…ただ、こうやって
　 話してくれたらいいんだよ」

「うん…。話きいてもらったら
　すごくすっきりした…」

MG「ケイ、前も言ったでしょ
　 僕たち家族だって」

WN「そうだよ、家族なんだから
　 お互いを頼りにするのは当たり前なんだよ」

「…ぐすっ、ありがとうございます…っ」

DK「…ふふふっ、ケイったら泣き虫！」

「うるさい…」

JH「うん、無理に笑ってるより
　 そっちのがいいよ」







無理に張り付けた笑顔じゃなくて

キレイな涙を流すケイヒョンに

安心した。








SC「なあ、みんな…」

SG「な、なんですか？」

SC「…お腹すかない？」

SG「あ〜ムォヤ〜！」

MG「おなかすいた〜！！」

WZ「食べよ食べよ！」





スンチョリヒョンの一言で

重い空気が一変した。


スンチョリヒョンの力なのか

ご飯の力なのか、わかんないけど！(笑)







T8「ケイ、ごはん食べれる？」

「ん、」

MG「ケイは食べなきゃだめ！
　 最近食べてないの知ってるから！」

「え、食べてるよちゃんと…」

T8「いや食べてなかったよ」

「ご、ごめんなさい…」




97ズに詰められるケイヒョン(笑)




VN「スングァナ、何にする？」

SG「ふふ、ボノナ〜！」

VN「何？」

SG「んーん、ただ気分がいいの！」

VN「わかる気がする」








それからごはんを食べながら

たくさん話をした。


ひさしぶりにSEVENTEENが

ひとつになってる感じがした。






DN「ヒョン！こんなのどうですか？
　 もしヒョンたちに言うのが怖かったら
　 つんつんって合図するの」

WZ「怖かったらつんつんできないだろ」

DN「で、でも！」

SC「じゃあ試しにやってみるか？」






新しいルールも決まった(笑)





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