［SEVENTEEN/男主] link part5

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KAY side





・





HS「やー、今回は倒れるの
　 ミンギュだけって言ったじゃん」

「っ、すみませ…」




･





振りを間違ったと思われてる間に

立ち上がらなきゃ…



ずっとうずくまってたら

変だと思われちゃう…



でも、あれ

力が入らない…



寝不足だからかな…








･





WN「…ケイ？」

DK「ケイっ、」





起き上がれないでいると

2人が駆け寄ってきて

僕を起こそうとする。




『いたっ…！』




殴られたせいで

体のあちこちが痛くて

思わず顔をゆがめてしまった。






DK「なに？『いたい』って日本語
　 どういう意味だっけ」

HS「…“痛い”だよ、ケイどっか痛いの？」

「…」

WN「隠すな、答えて」

「………ちょっと、殴られて…」

MG「は…？殴られた？」

DK「…やっぱり」

HS「…どういうこと…？」

WZ「やっぱりって、何が」

WN「…はあ、とりあえず
　 ケイ一回座れる？」

「ん…」

JS「わ、顔真っ青だよ…きついでしょ？」

「だいじょ、ぶです」

T8「ケイ…」







僕のせいで、重い空気が流れる



思い通りに動かない自分の体。

迷惑、かけてんじゃん結局…。



頭がぼーっとして

なんだかよく考えられない



きっと今の状況は

すごくやばいはずなのに








JS「たぶん、貧血なんじゃない？
　 寝かせて足高くしてみよう」

WN「こう？ケイ、ちょっと動くよ」






やられるがままに寝かされる。


ぼーっとする頭と

ひどい倦怠感が返事もさせてくれない。



頭はガンガンするし

耳は遠くなった気がするし

なんとなく寒い。









ただ、心配そうに

僕を見下ろすみんなの顔を見ながら


もうすべて話そう

嫌われても仕方ない

どうやって謝ろうか


そんなことをぼーっと考えていた。









･








DK「殴られたって、どこ殴られたの？」

「…ここ…」




お腹部分を指すと

ソクミンはごめんねと言いながら

Tシャツをめくった





DK「…っ！」



みんなが息を呑んだ。



そんなに、すごいことになってるのかな。

こんなに痛ければ、それもそうか








WN「ここまでやるとは思わなかったな…」

SG「うっ…ぐすっ、ケイヒョン…」






スングァンが泣いてる

僕のせいで





ごめん


ごめん


ごめん









「ごめんなさい…」



「、嫌わないで…」



「ごめんなさい…」



「迷惑かけてごめんなさい…」









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･

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