［SEVENTEEN/男主] link part3

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KAY side






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龍山にある大型ショッピングモールに


用意されたというステージ。





ファンたちには今日

場所と時間を公開したらしい。




いきなりだし、仕事や学校があるだろうから

たくさんは来られないだろうし…。




せっかくのデビュー曲



どうかすこしでも多くの方が

僕たちのステージをみてくれますように。







僕は


このステージを成功させることに


集中しなきゃ。







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JS「緊張するね…！」


「はい…すごく…」


JS「でも僕たち一生懸命がんばったじゃん
　 できるよ」


「そうですね」






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ショッピングモールに到着して


足早に会場へ向かう。




ジスヒョンが肩を組んできて

そんな会話をする。



ヒョンも顔がすこし強張ってるけど

僕の緊張をほぐそうと

大きな目を細めてにこにこしている。





こんな風に、笑えたら。






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“ケイの表情が硬すぎる”




練習中

ダンスの先生やスニョイヒョンに

たくさん言われた言葉。





どれだけ練習しても

表情演技だけは

うまくいかなかった…。






いつの日かウォヌヒョンに言われた

“歌詞を伝えるように歌う”ということ。




それを心に抱いて

何度も鏡とにらめっこして練習した。






ファンのみんなに

思いが伝わるように。




きっとうまくいく。

…할 수 있어(できる)






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久しぶりのライブに

緊張して心臓がうるさい。



カメラが僕をとらえるけど

正直なにかをする余裕なんてなくて。



頑張ります、と小さくガッツポーズだけして

その場を乗り切った。




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きっとうまくやれる。


みんなに僕たちの曲を披露して

きっと気に入ってもらうんだ。






そう言い聞かせながら

緊張を押し出すように

ふーっと息をはいた。






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ス「ステージへどうぞ」





その言葉と同時に

僕たちはステージへ向かった。






明るく輝く照明が

僕たちを照らした。









目の前には

駆け付けてくれたファンたちの姿。



思っていたよりも…少なかった。




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…もし、観客の反応がいまいちだったら。


まだまだ実力が足りない、


表情が硬くて見ていてつまらない、


そう言われてしまったら…。








そう考えると、さらに緊張が僕を襲って


全身が冷たくなるのを感じた。





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